データ復旧事例

作業中にデータが保存できなくなったハードディスク(DT01ACA300)からのデータ復旧(論理障害　大阪市港区　自動車関連業)

投稿日：2022.12.29 更新日：2022.12.29

メーカー：東芝製
型番：DT01ACA300
症状：アクセスできなくなった
障害：論理障害
費用：39,800円 (税込43,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

POPなどの作成で使用しているパソコンのデータ保存用に使用していました。データの編集作業が終わって保存しようとすると、上書き保存ができなくなってハードディスクが消えてしまっていました。作業していたデータ自体はデスクトップに保存それ以外のデータがなくなっている状態で困っています。エクセルやパワーポイント、写真のデータが必要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行いました。起動からデータ領域へのアクセスまで一通りの診断を行ってみましたが、特に不良セクタなどの物理的な問題が見つかりませんでした。論理障害での対応をお客様へご案内し、作業の了承をいただきました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてハードディスクのクローン作業を行いました。クローン作業では特に挙動が不安定になることもなくデータ領域内の全情報を取得することができました。作成したクローンディスクにてデータ領域内へのアクセスを試みました。データ復旧用機器上での認識ではデータの存在を確認できませんでしたが、解析用のツールを通して状態を確認してみると、フォルダやファイルの存在を確認することができました。解析ツール越しにファイルのオープン確認を行ってみましたが、選択した30ファイルほどがすべて正常に開けることが確認できたためデータの一時確保を行って、お客様に確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

お客様に取得できたデータの確認を行っていただいたところ、無事に復旧できていることが確認できました。納品用媒体へデータの移行を行い、復旧データとしてお渡しました。

担当技術者より

ハードディスク上にある情報の読み込み状態によっては、認識して中身が見えなくてもクローン作業や解析ツールを通して確認することで、データの存在を確認できる場合があります。障害が発生してしまった場合、誤った判断で障害対応を行うと、最悪の場合には大切なデータを失ってしまうというリスクがあります。お客様が軽度の障害と思われていても重度の障害を引き起こしてしまっていることもあるため、障害発生時は、まずはクイックマンへご相談ください。。