データ復旧事例

東芝製HDD（MQ01UBD050）からのデータ復旧成功事例（重度物理障害　反応しなくなった、動作音がしない　高知県高知市　建設業）

投稿日：2022.12.26 更新日：2022.12.26

メーカー：東芝製
型番：MQ01UBD050
症状：反応しなくなった、動作音がしない
障害：重度物理障害
費用：99,800円 (税込109,780円)～
期間：約1週間

※オプション料金別

お客様より

ＵＳＢ外付けＨＤＤがケーブルをつないでも反応しなくなりました。ランプが光っていないのと、動作音がしないのが気になります。別のケーブルに繋ぎ変えたり、別のパソコンに接続したりしても改善されない為、ネットで調べてご相談させていただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

USB外付けHDDをお預かりし、内蔵されているHDDを取り出して専用機器で診断しました。診断の結果、通電してもHDDが全く動作しない状態でした。HDDの制御基板に不具合が生じていると推定し、部品交換作業を含む重度物理障害としてご案内いたしました。

復旧作業にチャレンジです

障害が発生しているHDDの制御基板に適合するドナー部品を用意し、部品交換作業とそれに付随する設定変更・調整作業を実施しました。作業後再び専用機器で診断すると正常認識できるようになりました。ごくわずかに不良セクタが発生していた為クローン作業を実施し、クローンＨＤＤからデータの取り出しを実施いたしました。

データ復旧作業の結果

取得したデータが正常に開くことができるかどうかの確認を当社環境で実施いたしました。ランダムに選定した写真・エクセル・ＰＤＦ30ファイルを開くことができるか試してみましたが、30ファイルすべて正常に開くことができました。復旧したデータのファイル名やフォルダ構造、サイズをリスト化しお客様にご確認いただきましたが、十分に復旧できているとのことでしたのでご納品させていただきました。

担当技術者より

今回はＨＤＤの制御基板に障害が発生したためにパソコンでＵＳＢ接続しても認識できなくなった事例でした。ＨＤＤが認識しなくなったＨＤＤが反応しない等、動作に異常がある場合はケーブルを抜き差しする・別のパソコンに繋ぎ変えてみるといった確認は最小限にしましょう。その理由は、制御基板や磁気ヘッドに障害が発生していた場合では何度も抜き差しすることによって症状が悪化し、完全にデータが復旧できなくなる場合がある為です。