データ復旧事例

【緊急対応】NASで使用していたハードディスク(ST3500413AS)からのデータ復旧(論理障害　大阪府東大阪市　個人事業主)

投稿日：2022.11.18 更新日：2022.11.18

メーカー：Seagate
型番：ST3500413AS
症状：データが見れない
障害：論理障害
費用：49,800円 (税込54,780円)～
期間：24時間以内

※オプション料金別

お客様より

10年ほど使用しているサーバーですが、突然データが見れなくなってしまいました。ハードディスクを取り出せば中のデータを見れるということを聞いて機器を分解して取り出してパソコンにつないでみたのですが、中のでーたを見ることができませんでした。写真やエクセル、CADのデータが必要です。3日後には客先に提出が必要なデータがあるため、とにかく急ぎでデータが欲しいです。

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診断の結果

データ復旧専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。専用機器上での起動から認識、制御情報の取得までには特にこれといった物理的な問題が発生しているような動きをしていませんでした。論理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

念のために専用機器を使用してクローン作業を行ってみましたが、ハードディスク内の全領域を取得することができました。クローンディスクのデータ領域内へアクセスしてみると、フォルダやファイルの存在が確認できたため取り急ぎデータの確保を行いました。一時確保したデータのエクセルや写真のファイルを20ファイルずつ選択しオープン確認を行ってみM他ところ、選択したファイルすべて正常に開くことができました。

復旧作業の結果

一時取得したデータを納品用媒体へ移行させ、データ復旧の依頼をいただいた翌日に再度ご来店いただいて、納品前のデータ確認を行っていただきました。今回の復旧対象となっていたファイルをオープン確認され、復旧作業が成功していることを確認いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

過去に、Linuxと呼ばれるOSでNASのハードディスクを認識させると、中身が見えるということは実際にありましたが、15年ほど前までに販売開始された機器に限られています。現状では専用のフォーマットが採用されているため、データ領域の認識までは確認できるといったところです。また、ハードディスクが認識できる状態であっても、実際には深刻な障害を発生させている場合もあるため、障害発生時はクイックマンへデータ復旧のご相談をいただけますよう、お願いいたします。