データ復旧事例

認識しなくなったHDDからのデータ復旧

投稿日:2017.12.06 更新日:2017.12.06

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

メーカー:Seagate   型番:ST3320620AS
症状:フォーマット要求される  障害状態:HDD読み込みエラー

元々自作のパソコンでシステムドライブとして使用していましたが、SSDの方が格段にスピードが上がるということでしたので、SSDに換装してこちらはデータドライブとして使用していました。先日パソコンを起動させて使用していると突然ST3320620ASに割り当てを行っているドライブから”フォーマットしてください”と表示され、アクセスができなくなってしまいました。HDDの容量まで認識しているので、物理障害ではないと思いますが、念のため障害度合いの診断と、できるのであれば、データ復旧をお願いしたいです。

 

対応内容

ST3320620ASに診断を行いました。物理的な障害はなく、お客様からうかがっていた通りHDDの容量まで認識していたので、論理障害用の復旧ツールを使用して解析作業を行いました。一部フォルダ構成が崩れてしまっていると思われるデータも出てきたので、必要なデータがきちんと復旧できているか確認を行っていただきました。幸いフォルダ構成が崩れているところには過去に削除を行ったデータばかりであったことと、必要データはデータの移動は少しあるが問題なくデータ復旧はできているとの判断をいただけたので、復旧データとしてお渡しました。

 

過去に使用されていたHDDをリサイクル利用されて使用し続けられるのは非常にいいことだとは思いますが、こちらのHDDは2006年の製造という一般的に言われているHDDは5年で寿命を迎えるという観点からは、あまりお勧めができない使用方法でした。HDDの劣化などを考慮すると、5年を過ぎるとディスク交換の段取りを始めていただいて、最終的に交換という流れでデータを守っていただければと思います。今回は軽度の障害であったため、復旧作業に苦戦することはなかったですが、障害状態が重くなっていくと、HDDの状態に合わせて最適の状態でデータを取り出すということが難しくなってきますので、データドライブそのものをバックアップしていただくなど、データを守る方策を実施してください。

 

フォーマット要求されるHDDからでもデータ復旧ならクイックマンおまかせ!!まずはフリーダイヤルよりご相談ください。

 

デスクトップパソコンその他のデスクトップパソコンのデータ復旧事例はこちら

データ復旧クイックマン
大阪市中央区南船場2-12-10ダイゼンビル4F
https://www.quickman-pc.com/rescue/