データ復旧事例
RAIDの再構築作業に失敗したNAS(TS-453Be)からのデータ復旧(論理障害 岡山県岡山市 システム開発)
メーカー:QNAP製(内蔵:WesternDigital製)
型番:TS-453Be(内蔵:WD20EZRZ)
症状:再構築作業が失敗した
障害:論理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
自社開発したシステムを導入したお客様から社内のサーバーからデータが消えたとのことで、本来はサポートの対象外なのですが、とりあえず確認させていただくことにしました。サーバー自体は特に問題なく動いているようでしたので詳しく伺ってみると、ディスクエラーが発生して交換をするとデータが消えてしまったとのことでした。お客様からは、保存していたエクセルやワード、PDF、画像のデータが必要であると伺っています。特に請求書や見積書などの帳票関係のデータが最重要とお伺いしています。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
初期診断を行うために障害発生時のハードディスクの構成で心斎橋本店へお送りいただき、診断を開始しました。初期診断の結果、2番のスロットで使用されているハードディスクから不良セクタが見つかり、物理障害での対応が必要であると判断しました。診断の結果をお客様へお伝えし確認いただいたところ、4番スロットのハードディスクを交換されたとのことでした。ハードディスク内に書き込まれている情報からまずは再構築可能かを試そうとしたのですが、書き込まれている情報に障害発生時の4台整合性が確認できず、再構築を行うことができませんでした。
復旧作業にチャレンジです
初期診断の範疇で確認できなかった障害が発生している可能性もあるため、お預かりした4台のハードディスクに対してクローン作業を行いましたが、すべてのハードディスクで全領域の取得に成功しました。作成したクローンディスクのデータが保存されている領域を確認してみると、何かしらのデータが存在していることを確認できたため、クローンディスクにてRAIDの再構築を行ってみることにしました。RAID解析用のツールにて構成情報の調整を行ってみたところ、データ領域内にフォルダやファイルの存在が確認できたため、確認できたデータの一時取得を実施しました。
復旧作業の結果
一時取得したデータに対して30ファイルほどのランダムオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。一時取得したデータを使用して復旧可能なデータのリストを作成し、データリストでの確認作業を行っていただくと、必要なデータが復旧できていることが確認できたため、復旧成功と判断させていただき、データのお渡しを行いました。
担当技術者より
ディスク交換の実施後、RAIDの再構築を行われると、今回のようにもともと保存していたデータが全く見えなくなってしまうという現象が発生する場合があります。内部的な動きとして再構築の処理が行われたのではなく、新規でRAIDの構築が行われた可能性が高いです。常にバックアップを行われていれば、バックアップの復元を行っていただくことで、ほぼ元通りになるのですが、バックアップがない場合、既存データを完全に諦めなければらないというリスクが発生します。ディスク交換が必要な障害が発生してしまった場合、まず交換作業を行われるのではなく、データ復旧の依頼を行っていただいて、既存データの保全が完了できてから、交換作業を行っていただくことを強くお勧めします。
まとめ
他社での依頼したデータ復旧で満足できない結果だったハードディスク(WD30EZRX)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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