データ復旧事例
認識しなくなったデータドライブ(WD40EZRZ)からのデータ復旧(重度物理障害 大阪府茨木市 建築関連業)
メーカー:WesternDigital製
型番:WD40EZRZ
症状:基板損傷による認識不可
障害:重度物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
依頼があったデータの保存用に作業用のパソコンに組み込んでいるものです。打ち合わせも終わり作業を再開しようとWD40EZRZのドライブのデータを開こうとしたのですが、パソコンからの表示が消えてしまっていました。再起動を行ってみたのですが、それでも認識してくれません。パソコンから取り出してUSBで別のパソコンにつなぐと、電源が入っているような状態であることは確認できました。5年ほど前のデータまではバックアップがあるのですが、大容量のハードディスクを使用しだしてから直近までのバックアップがありません。保存していたほとんどのデータがCADで作ったデータです。特に半年くらい前までのデータが重要です。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
専用機器を使用して初期診断を行いましたが、モーターの回転以外を確認することができませんでした。ヘッド破損の可能性もあるのですが、制御基板の損傷の可能性もあるため、重度物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
ハードディスクから制御基板を取り外し、内部の状態を確認してみましたが、特に焼けたような形跡がなかったため、専用機器を通して保存されている情報へのアクセスを行ってみましたが、書き込まれている情報を確認することができませんでした。そのため別ハードディスクで使用されている制御基板を利用し、一部の部品を移植して再度データアクセスを行ってモルト、情報へのアクセスができたため、ハードディスクを組戻して専用機器上での再診断を行いました。診断の結果、起動から認識、データ領域への正常アクセスが確認できたため、そのままクローン作業を開始しました。クローン作業の結果は、特に不良セクタが発生することなく、全体領域を取得することができました。クローンディスク上に存在しているエクセルや写真データをランダムに確認しましたが選択したファイルすべて正常に平めることを確認しました。CADデータのついてはお客様の作業環境を準備していただいたノートパソコンで確認していただくことで了承をいただくきました。
復旧作業の結果
復旧作業にて作成したクローンディスク上のCADデータをお客様から持ち込んでいただいたノートパソコンにてオープン確認を行っていただきました。お客様にて選択されたすべてのファイルが正常に開ける状態であることを確認いただき、復旧成功であると確認いただきました。できればいくつかのファイルをその場でいただきたいというご要望をいただいたため、先行納品としてお渡しさせていただき、お預かりした納品用媒体にクローンディスク上のデータをコピーして、日を改めて復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
重度物理障害と言えばヘッド破損というのがほとんどですが、制御基板の損傷やディスクを回転させるモーターの破損等も障害としてはあります。データ復旧業者によって、障害状態の設定はさまざまですが、エンジニアが物理的に何かしらの措置を行って、強制的にハードディスクを認識できる状態にしなければならない障害を重度物理障害を考えていただけるとイメージとしてはズレが起きないかな?と思います。重度物理障害は作業リスクの高いものではありますが、不良セクタが発生しなければ、ほとんどの場合で障害発生直前のフォルダやファイルの構成で復旧できることが多いです。データ復旧のご相談、ご依頼いただく際は是非クイックマンへ!
まとめ
認識しなくなったデータドライブ(WD40EZRZ)からのでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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