データ復旧事例

アクセスができなくなったNASのハードディスク(WD30EZRX×2台)からのデータ復旧(物理障害 愛媛県新居浜市 OA販売業)

投稿日:2022.05.31 更新日:2022.05.31


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メーカー:WesternDigital製
型番:WD30EZRX
症状:データにアクセスができない
障害:物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:5日程度

 

※オプション料金別

 

お客様より

エンドユーザー様に導入しているNASが使用できなくなったとのことで現地へ訪問して状況を伺ったのですが、とにかく使えないということでした。ハードディスク自体は認識してくれているというところまでは確認しています。エクセル、ワード、PDFやCADのデータがほとんどです。ハードディスクのみをお送りする形となりますが、対応お願いいたします。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

診断の結果

専用機器にて2台ハードディスクの状態を確認しました。1台は特にこれといった物理的な障害は見当たりませんでしたが、もう1台からは、データ領域内へのアクセスを開始すると、不良セクタが発生してしまう状態でした。クローン作業が必須な状態である物理障害での対応を行うことにしました。

 

 

復旧作業にチャレンジです

物理障害が発生しているハードディスクに対してクローン作業を行いました。作業の結果、全体の99%以上の領域の取得に成功しました。作業負荷をかけないためもう1台のハードディスクに対してもクローン作業を行い、こちらについては全領域問題なく取得できていることを確認しました。作成した2台のクローンディスクを使用してRAID構成の確認を行ってみたところ、RAID0(ストライピング)であることが確認でき、再構築したRAID0のデータ領域内へアクセスを行ってみると、フォルダやファイルなどのデータの存在を確認することができました。データの一時確保を行い、ランダムに30ファイル程度のオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて開けることが確認できたため、復旧成功と判断しました。

 

復旧作業の結果

取得できたデータのリストを作成し、お客様からエンドユーザー様へ確認を行っていただくようお願いしました。リスト確認を行っていただいた結果、復旧成功と判断いただけたため、納品用媒体へデータを移行させ、復旧データとしてお渡ししました。

 

担当技術者より

RAID0での運用は、RAIDを構成するハードディスクに1台でも障害が発生すると、データアクセスが不可能となりますし、データ復旧作業ができなくなるまでの障害の重症化を確認してしまうと、それまで蓄積されていたデータ全てをあきらめなければならなくなります。耐障害性という点からも、今となっては非常にリスクの高いものである、という認識であることが多いです。変更が可能であれば、RAID構成の変更を行っていただくことをお勧めします。RAID0で継続して使用されるのであれば、バックアップを行っていただくことは必須の対応です。RAID構成の変更を行われる場合は、既存のデータが消えてしまうため、必ずバックアップを行ていただいてからRAID構成の変更を行ってください。データ復旧のご相談、ご依頼いただく際は是非クイックマンへ!

 

まとめ

アクセスができなくなったサーバーのハードディスク(WD30EZRX)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

データ復旧クイックマン 心斎橋本店

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データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店

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梅田大阪駅前店

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(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒)

(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面)

 

嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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