データ復旧事例
10年ほど使用していた外付けハードディスク(HDC-EU1.0K)からのデータ復旧(物理障害 高知県四万十市 自営業)
メーカー:バッファロー製(内蔵:WesternDigital製)
型番:HDC-EU1.0K(内蔵:WD20EZRZ)
症状:認識しない
障害:物理障害
費用:49,800円~ (税込み54,780円~)
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
かれこれ10年ほど使用している外付けのハードディスクです。10年たてばいつ壊れてもおかしくないから買い替えて、ついでの仕事用とプライベート用を分けておいた方がいいよ、という知り合いからの助言があり、新しい外付けハードディスクを準備してデータのコピーを行っていました。ちょっと時間が経過してパソコンを見てみると、動いている様子がなかったので、いろいろ触ってみましたが全く反応がなく、USBを抜くと問題なく動き出しました。その後今の状態を知り合いに聞いてみると、多分ハードディスクが壊れているから専門の業者に頼むしかないとのことでした。仕事で使っているエクセルやワード、写真などのデータがあります。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
お送りいただいたHDC-EU1.0Kを専用機器にて初期診断を行ってみました。起動から認識までは正常に行えることが確認できたため、ハードディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみました。すると、データの読み書きが行えない不良セクタと呼ばれる領域が見つかってきたため、クローン作業が必須と判断し、物理障害での対応となりました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器にてクローン作業を行ってみたところ、負荷調整などを行ってなんとか95%程度の領域取得に成功しました。クローンディスクのデータ領域へアクセスを行ってみると、全体領域の30%のデータを確認できたのですが、お客様から伺っていた一部のフォルダの存在が確認できなかったため、解析作業を実施しました。解析作業の結果確認できたデータお取得を行い、30ファイル程度のオープン確認を行ってみました。選択した30ファイルのうち、20ファイル程度正常に開けることを確認できました。また、解析作業にて確認できたデータの中に仕事で使用されているデータが見つかり、こちらについては選択したファイルすべてが正常に開けることを確認できました。確認を行っていただくためのリストを作成し、お客様に確認を行っていただくことにしました。
復旧作業の結果
お客様にリストの確認を行っていただき、念のためにいくつかのファイルを指定していただいてオープン確認を行ってみたところ、すべてのファイルで正常に開けることが確認できました。破損が発生しているファイルについてもお話したのですが、不要なデータの可能性が高いということで、復旧成功と判断しました。弊社にて準備した納品用媒体にデータのコピーを行って、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
不良セクタが発生しているハードディスクからのデータ復旧の場合、今回のように保存されているデータの一部しか読み込むことができないという現象が発生することがあります。可能性としては、フォルダの構成情報として保存されている領域の一部が不良セクタにより読み出しができなくなり、データの存在そのものを読み出せなくなってしまったというところです。解析作業を行うことで、読み込まれていないデータの取得を行うことができますが、過去に削除されたデータが破損して復旧されることもあります。そのため、リスト確認を行っていただいてから復旧成功と判断いただける場合は、データのお渡しを行うようにしています。
まとめ
10年ほど使用していた外付けハードディスク(HDC-EU1.0K)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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