データ復旧事例
アクセスができなくなったランディスク(HDL-Z2WM2C2)からのデータ復旧(物理障害 広島県福山市 PCサポート業)
メーカー:アイ・オー・データ製(WesternDigital製)
型番:HDL-Z2WM2C2(内蔵:WD60EFRX)
症状:パソコンが起動しなくなった
障害:物理障害
費用:59,800円~ (税込み65,780円~)
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
サポート契約を行っているお客様からHDL-Z2WM2C2の容量を増やしてほしいとのことで、6TB×2台に交換してRAID1で使用していただいていました。そして一昨日そのお客様からHDL-Z2WM2C2が使用できなくなったとの連絡をいただき、訪問して状態の確認を行ってみましたが、HDL-Z2WM2C2自体へのアクセスができない状態です。Office系のファイルがほとんどですが、過去のデータを含め取り出せる限りのデータ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
使用されているハードディスクの初期診断を行いました。専用機器上では2台とも正常に認識できることが確認できましたが、2台ともからデータの読み書きができない不良セクタが見つかってきたため、物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
2台のハードディスクそれぞれを専用機器に接続し、クローン作業を開始しました。作成したクローンディスクのデータ領域内を確認してみると、データの存在を確認できたため、それぞれのハードディスクで確認できるデータの一時確保を行いました。取得したデータに対して整合性の確認を行ってみると、一部のデータで更新日付の差異やファイルの欠落が確認されました。また、取得できたのデータ中には障害発生時の前日に保存されたファイルが最新データとして見つかったため、こちらのデータに対して30ファイルほどのオープン確認を行ってみました。選択した30ファイルすべて正常に開くことが確認できました。
復旧作業の結果
復旧作業が成功と見込める一時確保データの内容をリスト化し、お客様にリスト内容の確認をお願いしました。必要なデータは確認できたのでデータをいただきたいというご連絡をいただき、納品用媒体にデータのコピーを行い復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
RAID1(ミラーリング)にて確認される現象のなかで、使用されているハードディスク同士で保持していたデータが違っているということがあります。RAID1は2台のうちの1台に障害が発生してしまっても正常に稼働することがあるため、障害ハードディスクにはデータが書き込まれず、正常なハードディスクにデータが書き込まれていく状態になりデータの不整合が発生します。あくまで時系列的なデータの違いであるため、最新日付を持つデータを復旧対象として作業を行います。ただ、1台で運用されていると、耐障害性がなくなって障害発生に対するリスクが大きく上がるため、障害が確認できた時点でのバックアップや機器の入れ替えを行っていただくことをお勧めします。
まとめ
起アクセスができなくなったランディスク(HDL-Z2WM2C2)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
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