データ復旧事例
アクセスができなくなったランディスク(HDL2-AA4)からのデータ復旧(物理障害 広島県広島市 サービス業)
メーカー:アイ・オー・データ製(内蔵:WesternDigital製)
型番:HDL2-AA4(内蔵:WD20EZRZ)
構成:2TB×2台構成、RAID0
症状:データへのアクセスができない
障害:物理障害
費用:99,800円~ (税込み109,780円~)
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
事務所内のサーバーとして使用しています。一昨日の夕方前からHDL2-AA4へのアクセスができなくなりました。メーカーのサポートに相談してみましたが、ハードディスクが何かしらの故障で使えないとのことでした。近くのパソコン修理のお店でも対応ができないとのことでした。見積書や請求書などのエクセルや、ワード、PDFなどを保存しています。バックアップは取っていたのですが、半年前ほどのデータが最新です。何とかデータの復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
2台のハードディスクを専用機器で初期診断を行いました。2台とも起動から認識まで特に問題は発生しませんでしたが、1台のハードディスクからは、不良セクタと呼ばれるデータの読み書きができなくなっている領域が見つかりました。もう1台のハードディスクからは、物理的な障害はありませんでした。不良セクが発生しているハードディスクに対してのクローン作業が必須となるため、物理障害での対応が必要と判断しました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器を使用してハードディスクのクローン作業を行ったところ、全体領域の95%以上の領域取得に成功しましたが、ハードディスクに対する読み出し負荷が軽い状態であったため、調整を行いつつ領域取得を行ったところ、99.99%の領域取得に成功しました。作成したクローンディスクを使用して、RAID0の再構築を行って、データが保存されている領域にアクセスを行てみたところ、フォルダやファイルの存在が確認できたため、データの一時確保を行いました。一時確保したデータ内にお客様から伺っていたフォルダが確認できたため、重点的に20ファイルほどのオープン確認を行い、選択したすべてのファイルが正常に開けることを確認しました。
復旧作業の結果
取得できたデータをもとにデータリストを作成し、お客様に確認を行っていただきました。お客様より10ファイルほどのファイルのオープン確認の依頼をいただいたので、対象ファイルに確認を行い、正常に開ける状態であることを報告しました。復旧作業成功と判断いただけたため、納品用媒体にデータのコピーを行い、復旧データとしてお渡しを行いました。
担当技術者より
RAID0は構成時に使用されているハードディスクすべてがそろっていなければ、データへのアクセスを行うことができません。今回のように1台でも障害を起こすと、使用できなくなってしまいます。そのため、今回のようにデータ復旧のご依頼をいただいて、データが出てくることがあれば、障害の状態によっては、復旧不可となってしまうこともあります。RAIDは非常に便利なシステムではありますが、特性を知っていただくことで、障害が起きることによって発生するリスクを抑えることもできます。可能であれば、一度RAIDの構成を確認していただき、バックアップなどの設定を行っていただくことをお勧めします。
まとめ
アクセスができなくなったランディスク(HDL2-AA4)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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