データ復旧事例
アクセスできなくなったLANDISKからのデータ復旧
障害状況
メーカー:アイ・オー・データ 型番:HDL-CE2.0S(2TB)
症状:アクセスできない。 障害状態:認識不良によるディスクエラー
HDL-CE2.0Sをデータサーバーとして使っていました。主に素材として使う写真データを共有していたのですが、1週間ほど前から突然アクセスができなくなってしまいました。電源を入れてもずっとランプが点滅しているだけで何も変わらない状態です。データ自体は急を要しているわけではないですが、重要度は高いので取出しをしていただければと考えています。当初は今すぐにでもデータが必要でしたが、できる限りきちんとデータを復旧していただければと考えています。よろしくお願いします。
対応内容
HDL-CE2.0Sで使用されているHDDを確認してみたところ、起動時点での認識には問題ありませんでした。ディスク情報を読み取らせていくとある程度進めたところから稼働が不安定になり、読み出せない領域がところどころ発生してきていました。稼働不調になってしまう領域は大まかに特定できたので、その領域だけを読み飛ばしてまずはディスクイメージを作成しました。その後、読み出せない領域についてもイメージ取得を行い、データの一時確保を行いました。
作業結果
HDL-CE2.0Sより、80%以上のデータの復旧に成功しました。
担当者より
最近のHDDは複数本のデータの読み書きを行うヘッドが搭載され、それぞれのデータ領域内の分散して書き込まれています。そして中のデータが読み込めなくなってしまうと、同じところばかりをずっと読み続けようとしつづけるので、そのまま動きが止まったかのようになってしまいます。動きが止まってしまうとデータの復旧作業を行っていると、止まってしまってから先の作業ができなくなってしまうので、ディスクイメージからデータを復旧させるという手法を行っています。
NASや外付けHDDにアクセスできなくなってしまってもデータ復旧をできる可能性はあります!まずはフリーダイアルよりご相談いただき、無料診断をご利用ください。