データ復旧事例
引っ越しの時に落として使えなくなったLinkStationからのデータ復旧
障害状況
メーカー:Buffalo 型番:HD-W1.0TU2/R1(500GB×2台構成、RAID1)
症状:落下させた 障害状態:起動しているが認識しない
HD-W1.0TU2/R1を元々使っていたPCの保存媒体として導入していました。人事異動を兼ねた社内の席替え作業時に私物と一緒の運んでいるときに台車から滑り落ちてしまいました。慌ててアクセスできるのか電源を入れてみましたが、認識はしてくれませんでした。資料として紙媒体のものはある程度残っているのですが、ほとんどはHD-W1.0TU2/R1にデータとして保存しています。オフィス系のデータや一太郎がほとんどなのですが、復旧できますでしょうか?
対応内容
HD-W1.0TU2/R1の診断を行ってみたところ、1番のHDDでヘッドがなかなかディスクの情報を読み出しきれず重度物理障害と判断せざるを得ない状態でした。2番のHDDはなんとか起動はできたのですが、診断機材側からのデータの読み出しの調整を行って何とか認識できるような状態でした。2番ディスクを使用して、ディスクイメージを作成しデータ領域の確認を行ったところ、フォルダ・ファイルの構成を確認することができました。オープン確認も正常にできたので、復旧データとしてお渡ししました。
担当者より
今回の外付けHDDを含め、パソコン関連機器は基本的に安定性を確保するために金属素材を使って重たくしているところがあります。落とされたりして足に当たったりすると大けがをすることがありますので、持ち運びには十分に気を付けていただく必要があります。また、台車などで運ばれる際は、できれば緩衝剤で包んでいただき、かごや何かしらの箱に入れていただいて落下しにくい状況を作って運搬していただければと思います。
HDDを落下させてしまっても、データを復旧できる可能性は残っています!まずは、フリーダイヤルからご相談いただきますよう、よろしくお願いします。