データ復旧事例

WindowsとMacで共用していたポータブルハードディスク(STFR4000800)からのデータ復旧(論理障害　データを読まない　大阪市中央区　Webデザイン業)

投稿日：2021.05.20 更新日：2021.05.20

メーカー：Lacie製 (内蔵：Seagate製)
型番：STFR4000800(内蔵：ST4000LM024)
症状：データを読まない
障害：論理障害
費用：39,800円(税込54,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

データの編集作業をMacで行って、クライアントとのデータの受け渡しはWindowsで行うために、STFR4000800を使用していました。今朝、編集が終わったデータを送信しようとWindowsのパソコンにつなぐとデータを読み込まなくなって、Macにつなぎなおしてもエイリアスが表示されなくなりました。Adobeで編集した動画や画像のデータが必要です。再撮影ができないので、何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

障害が発生しているハードディスクの初期診断を行ってみたところ、物理的な障害は見つかりませんでした。論理障害での対応となります。

復旧作業にチャレンジです

お預かり機器を復旧作業中に破損させないためにクローン作業を行いました。クローンディスクのデータ領域へアクセスを行ってみましたが、データの存在は確認できるがフォルダやファイルといったデータの存在を確認できる状態ではなかったため、解析作業を行うことにしました。解析結果の一時取得を行い、30ファイル程度の写真データをランダムにオープン確認してみたところ、30ファイルすべて正常に開くことができしました。

復旧作業の結果

Adobeで作成したデータについてはオープン確認を行えないため、お客様に確認用の環境を準備していただき、データのオープン確認を行っていただきました。お客様の優先度の高いファイルをオープン確認していただきすべて正常に開けたため、復旧成功と判断し復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

最近でもたまに見受けられるのですが、Windows環境とMac環境で併用されているハードディスクの認識障害は完全になくなったものではありません。経験上論理障害で対応可能な比率が高いですが、物理障害や重度物理障害を発生させてしまっているときもあります。リスクは少なからずあるということを忘れずにしていただければと思います。