データ復旧事例

BUFFALO製TeraStation（TS3400DN0804　2TB×4台構成）の緊急データ復旧の成功事例(HDD2台に重度障害発生　滋賀県守山市　製造業)

投稿日：2021.02.24 更新日：2021.02.24

メーカー：BUFFALO
型番：TS3400DN0804
症状：データが見れない
障害：重度障害
費用：198,000円(＋税)～
期間：2日

※オプション料金別

お客様より

仕事で使用しているTeraStation（TS3400DN0804)にアクセスできなくなりました。会社で付き合いのある保守会社に来てもらいましたが内蔵されているHDDに物理障害が発生していて対応ができないとのことでした。保守会社さんが以前に同様のトラブルの際に利用したことのあるクイックマンを紹介してもらい相談させていたきました。製品の製造計画を管理しているエクセルデータが一番重要でできる限り早くデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

4台ある内蔵HDDを専用機器で診断しました。2番と3番のHDDに物理障害が発生していることを確認しました。特に3番はHDDの分解作業が必要な重度の物理障害でした。専用機器で何とかデータの読み取りができる2番と、正常な1番と4番のHDDで仮でRAIDの構築を行いましたが1年以上前のデータしか復旧させることができない状態を確認しました。今回のケースでは、1台が故障しても運用可能なRAID5で構築されており、2番のHDDが1年以上前に故障しており1番3番4番のHDDでTeraStationが運用されていたことが想定されます。最新のデータを復旧する為には重度の物理障害が発生している3番HDDを復旧しなければならいと判断いたしました。

復旧作業にチャレンジです

重度の物理障害が発生している3番のHDDの分解作業を行い損傷しているヘッドパーツの交換を行った後、クローン作業を実施しました。正常な1番4番HDDについても、作業中の障害発生を避けるため平行してクローン作業を実施しました。作成した1番3番4番HDDでRAID５を再構築することで、最新のデータを確認することができたのでデータの確保作業を実施しました。

復旧作業の結果

確保したデータを最新の更新日のファイルからランダムにオープン確認した結果、30点中30点のファイルが正常に開けることができることを確認しました。お客様にも店頭でご確認いただき最も重要であった生産管理のエクセルデータを含む必要なデータすべてが復旧できてるとご判断いただくことができました。

担当技術者より

今回のデータ復旧では、RAID機器のデータ復旧の技術と、HDDに重度障害のデータ復旧の技術の両方が必要なケースととなります。関西圏でこの両方の技術を自社内で保持しており、即日作業に着手できる会社はほとんどありません。クイックマンはRAIDや重度障害の対応も全て自社内で行っておりますので即日作業に着手することができます。大阪を中心とする関西圏の企業様でRAID機器の障害でお急ぎのデータ復旧が必要な場合はデータ復旧クイックマンにご相談いただければ幸いです。