データ復旧事例

停電後起動できなくなったBUFFALO製NASからのデータ復旧(重度障害　起動できない　堺市北区　印刷業)

投稿日：2021.02.17 更新日：2021.02.17

メーカー：BUFFALO (内蔵:Seagate)
型番：LS410D0201 (内蔵:ST2000DM001)
症状：停電後起動できなくなった
障害：重度障害
費用：109,800円(＋税)～
期間：3日

※オプション料金別

お客様より

業務データ保存用のリンクステーションで、停電が発生した後から電源が起動できなくなりました。システム部の社員に見てもらっても起動できず、中のハードディスクを取り出してパソコンにつないでもデータが見れないという状態です。2TBの容量はほぼ埋まっている状態で業務データが入っているため、何とか復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

お預かりしたハードディスクを専用機器で診断した結果、通電動作や認識の処理は正常に行えていることを確認しました。データ領域の診断を行うと4本ある磁気ヘッドのうち1本で障害が発生していることが確認できました。磁気ヘッドを交換することでデータが復旧できる可能性があるため重度障害として対応いたしました。

復旧作業にチャレンジです

障害が発生しているハードディスクと同じ型番で正常なドナーハードディスクを用意し、部品交換作業を行いました。部品交換を行うことで専用機器で正常に認識できるようになりました。正常認識できるようになったハードディスクのクローンを作成し、解析作業を行いました。クローンハードディスクは99・9％以上の精度で作成することができました。

復旧作業の結果

解析作業の結果お客様のデータが確認できました。取り出せるようになったデータを確保用のハードディスクに一時確保し、オープン確認を行いました。オープン確認の結果、30点中30点のファイルが正常に開くことができました。確認したデータはお客様が重要とおっしゃられていたPDFやイラストレーターのAiファイルを確認しました。

担当技術者より

急な停電等でNAS機器の電源が突然落ちてしまうと中のハードディスクに深刻なダメージを与え重度障害が発生してしまうことがあります。その状態で再起動を何度も試したり通電状態にしておくとハードディスクに負荷がかかりデータが復旧できなくなってしまうことがあります。急な停電が発生しNAS機器の電源が落ちてしまった場合はデータ復旧専門業者にご相談ください。