データ復旧事例

異音がして起動できなくなったノートパソコン(PC-SN16CJSA9)からのデータ復旧(重度障害　パソコンが起動できない　京都府向日市　飲食業)

投稿日：2021.02.08 更新日：2021.02.08

メーカー：NEC (内蔵：東芝)
型番：PC-SN16CJSA9 (内蔵：MQ01ABF032)
症状：異音がし始めてパソコンが起動できなくなった
障害：重度障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：一週間

※オプション料金別

お客様より

事務用パソコンで事務作業をしている途中にパソコンから異常音がするようになり、その後パソコンの電源が急に落ちました。電源ケーブルを抜いてしばらく放置した後電源を入れてみたのですが、全く反応しません。パソコン本体は古くなっていたので使えなくても構わないのですが、中のデータはどうしても必要なものがあります。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

内蔵されているハードディスクを取り出し、専用の機器で診断しました。まずは通電の確認から行いましたが、通電直後にハードディスクから「プープープー」といった異常音が発生していることを確認しました。内部のモーターや磁気ヘッド部品で不具合が発生していると推定し、重度障害として対応いたしました。

復旧作業にチャレンジです

クリーンルームにてハードディスクの開封作業を行い、ハードディスク内部の状態確認を行いました。磁気ヘッドがプラッタ上で停止していることが確認できました。通常であれば磁気ヘッドは退避部に戻っていないといけないのですが、プラッタ上に停止しておりました。器具にて磁気ヘッドを退避部まで移動させ、専用機器で通電・認識確認を行うと正常に認識できるようになりました。

復旧作業の結果

正常に認識できるようになったハードディスクからデータの取り出しを行い、確保用ハードディスクにデータを一時確保しました。データのオープン確認を実施した結果、30個中30個のファイルが正常に開くことができました。お客様にご準備いただいたハードディスクに復旧データを保存し、お客様にデータ確認を行っていただきました。必要ではない部分で破損ファイルはあるものの復旧成功と判断いただけました。

担当技術者より

今回は異常音が発生して起動できなくなったノートパソコンからデータ復旧をさせていただきました。ノートパソコンに限らずハードディスクが搭載されている機器から異常音がする場合は必ずデータ復旧業者へご相談ください。異常音が発生したあと電源を入れたりデータにアクセスしようとしたりするとハードディスクに負荷がかかりプラッタ（データが書き込まれている円盤）に傷が入る可能性がある為です。