データ復旧事例

起動時に異音が発生する東芝製内蔵HDDからのデータ復旧(重度障害障害　異音が発生　堺市堺区　病院)

投稿日：2021.01.13 更新日：2021.01.13

メーカー：TOSHIBA製
型番：DT01ACA050
症状：起動時に異音が発生する、外付けで接続すると認識はするがフォルダの中にアクセスできない。
障害：重度障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より

仕事で使用しているデスクトップパソコンにアクセスできなくなった。職場でPCに詳しいものに相談をした。内蔵されているHDDを取り出しUSBで接続できる外付けキッドで別のパソコンに繋いでみた。認識はするもののフォルダの中にアクセスができないので物理的な障害が発生している可能性が高いとのことでした。通電しモータが回転する際に、少しの間、カチカチとかカラカラといった異音が発生している。素人では対応できない為、データ復旧の専門のクイックマンに相談しました。事務処理で使用するデータの殆どが保存されているので何とかデータの復旧うをお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

お持ち込みいただいた内蔵HDD(DT01ACA050）を専用機器で診断しました。専用機器では認識はするもののHDD内部のデータの読み書きを行うヘッドーパーツ2本の内、1本のヘッドが損傷しておりデータの読み書きができない状態を確認しました。データを復旧する為には、HDDの分解作業を行い損傷しているヘッドパーツの交換作業を行う必要があります。

復旧作業にチャレンジです

HDDの分解は塵一つないクリーン環境で実施します。HDDの分解を行い損傷したヘッドパーツを取り出します。交換用のパーツは同型番、同時期のドナーと呼ばれるHDDのパーツを用いて交換を行いました。交換を行ったけ結果、読込ができなかった領域のデータを読み込むことができ99%以上の精度の区おr-んを作成することができました。作成したクローンをソフト上で確認した結果、お客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

復旧できたデータの中でお客様より重要とお伺いしていたエクセルやワードファイルを中心に30点の開封確認を実施しました。ランダムに確認した30点中30点全てのファイルを正常に開けることが確認できました。ご納品時にお客様にデータの確認を行っていただき問題ないとの判断をいただくことができました。作業過程と実際のデータの確認の結果を踏まえて99%以上のデータ復旧率と判断しました。

担当技術者より

今回障害の発生した東芝製のHDDについては、500GB、1TB、2TB、3TB等、容量に関係なくヘッドパーツの一部に不具合が発生することが良くあります。東芝製のHDDの特徴として、ヘッドパーツの一部が損傷しても、一般的なパソコンで認識することがあります。その際に復旧ソフトを使用してしまうとHDDの記録メディアが損傷（データの保存されているプラッタに傷が入る）してしまいデータ復旧ができなくなってしまう場合もございます。起動時に異音が発生している東芝製のHDDについては、まずは専門業社の無料診断を強くおススメいたします。