データ復旧事例

正常に起動できなくなったLANDISK(HDL-Z2WS4.0A)からのデータ復旧事例(物理障害　起動できない　RAID0　大阪市淀川区　建築業)

投稿日：2020.12.09 更新日：2020.12.09

メーカー：IO-DATA(内蔵：TOSHIBA)
型番：HDL-Z2WS4.0A(内蔵：DT01ACA200)
症状：正常起動できなくなった
障害：物理障害
費用：59,800円(＋税)～
期間：2日

※オプション料金別

お客様より

１０年程前から使用しているLANDISKが正常に起動できなくなり共有していたデータが取り出せなくなりました。かなりの量のデータが入っていたのですが、バックアップがなく業務で支障が出ています。特に、現在進行中の現場の資料や近日提出しないければいけない写真などがどうしても必要です。できるだけ早く必要なデータを何とか復旧できないでしょうか？

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

LANDISKに搭載されている2台のハードディスクを取り外し1台ずつ専用機器で診断を実施しました。診断の結果2番側のハードディスクに不良セクタが多発していることを確認しました。1番側では特に異常は発生していない状態でした。RAIDの解析を行うとRAID0で構成されている情報が出てきました。2番側のハードディスクに物理的な障害が発生しているためにLANDISKが正常起動できない状態であることが判りました。NAS物理障害として対応します。

復旧作業にチャレンジです

1番と2番のハードディスク両方のクローン作業を行いました。1番のハードディスクに障害はありませんでしたが、データ復旧の作業中に故障してしまうリスクがあるため念のために1番ハードディスクもクローン作業を行いました。クローンの精度は1番が100％、2番が99.99％という結果が出ました。その後作成したクローンハードディスクでRAID0を組みデータの解析を行うとお客様のものと思われるフォルダやデータが確認できました。

復旧作業の結果

解析で確認できたデータをすべて一時確保し、当社環境でオープン確認を行いました。日付が新しいものから順に30個程度確認した結果、30個すべて正常に開くことができました。お客様にご来店いただきデータの確認を行っていただきました。重要なデータはすべて問題ないと判断いただけたので納品用媒体に復旧データをコピーしました。復旧データの容量がかなり大きかった為コピーに数日要しました。

担当技術者より

最近2台構成のNAS機器でお急ぎでご依頼を受けることが多い傾向があります。データ復旧クイックマンではRAID機器からデータ復旧した実績が多くありますので是非お任せください。また、データのバックアップの方法や環境作り等のご相談も随時ご対応させていただきます。オフィスのITに関することもクイックマンに是非お任せください。