データ復旧事例

バッファロー製ポータブルハードディスク(HD-PNF1.0U3)のデータ復旧事例(物理障害アクセスできない大阪市北区就業支援業)

投稿日：2020.07.30 更新日：2020.07.30

メーカー：バッファロー(内蔵：WesternDigital)
型番：HD-PNF1.0U3(内蔵：WD10JPVX)
症状：不良セクタによる読み込み不良
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

業務で使用しているパソコンが1週間ほど前から動作が不安定になっていました。昨日の夕方、パソコンが完全に固まってしまったため、詳しい人に聞いてみると、とりあえずパソコンにつながっている周辺機器をすべて外して一つずつつないでみたら原因がわかるかもということでした。言われたとおりに行ってみると、普段つなぎっぱの外付けをつないだ時だけパソコンが固まりました。先ほどの詳しい人に結果を伝えると、たぶんフリーソフトではデータが出せないから専門の業者に頼んだほうが良いということでした。梅田大阪駅前店に持ち込みを希望します。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。起動から認識までは正常に行えていましたが、論理領域の読み出しを行っていると、ほどなくして不良セクタが発生していたため、物理障害の案内を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用してクローン作業を実施しました。不良セクタが発生しているため、一部の領域で挙動が不安定になることもありましたが、負荷調整を行っていくことで、95%程度のディスク領域の読み出しに成功しました。論理領域内のデータへアクセスを行うと、フォルダやファイルの情報が確認できなかったため、解析作業を行いました。解析作業の結果、お客様から伺っていたフォルダが確認できたため、ランダムのファイルオープン確認を行い、データの一時確保を実施しました。

復旧作業の結果

来店いただき取得データの確認を行っていただきました。一部ファイル破損が発生していましたが、重要なデータは無事に復旧ができていてとても安心されました。納品用媒体に取得データのコピーを行い、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

やはり、復旧作業中に不良セクタをお悪人してしまうと、どうしてもファイル破損が気になってきます。今回はフォルダの構成が再構築できない状態でした。解析作業を行うことで、データの復旧というものはもちろん見込むことができますが、それと同時にいつどこでファイル破損も発生するため、お客様から復旧成功の判断をいただけるまで、気が休まらず、お客様からデータの正式な復旧依頼をいただいて初めて肩を撫でおろすことができます。なかなか思い通りにいってくれないところがなかなかもどかしいです。