データ復旧事例

アクセスできなくなったHDL-Z2WMC2シリーズからのデータ復旧（大阪市北区　システム開発業）

投稿日：2020.02.12 更新日：2020.02.12

メーカー：WesternDigital(アイ・オー・データ)
型番：WD20EFRX-68EUZN0(HDL-Z2WM4C2)
症状：認識不良によるアクセス不可
障害：物理障害
期間：4日程度
費用：99,800円(＋税)～

　　　　　　※オプション料金別

対応：梅田大阪駅前店

お客様より

お客様に納品したデータベースを保存しているLANDISKです。お問い合わせなどをいただくことがない限りアクセスすることがなかったため、必要に応じてアクセスするように設定していました。先日お客様からの要望で、一部のデータに手を加える必要があったため、HDL-Z2WM4C2にアクセスをしようとしたのですが、ネットワーク上から落ちていました。ログを調べてみると、先週の時点で使用でなくなっていたみたいです。多少時間がかかってしまってもいいのですが、会社としての信頼などに大きく影響するため、復旧の成功率を優先させてほしいです。別のものが伺いますが、梅田大阪駅前店での診断をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にて初期診断を行いました。使用されている2台のハードディスクどちらからも物理的な障害を確認したため、物理障害と判断し対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

念のために専用機器を使用して2台ともクローン作業を実施しました。ハードディスクの先頭部分から10%程度進んだところでどちらのハードディスクからも不良セクタが見つからなくなりました。2台のクローンディスクの状態を確認してみると、どちらもデータの確認ができたため、最新日付などのファイル比較も行ってみましたが、すべて同じであったため、データを一時確保しました。

復旧作業の結果

お客様にてデータ確認環境を準備していただき、データの確認を行っていただきました。いくつかのデータベースを確認されていましたが、データの展開も問題なくできていたため、復旧成功と判断させていただきました。

担当技術者より

NASで使用されているOSの種類によっては、お客様自身でもデータの復旧を試みることはできます。ただし、RAIDの構成や障害状態によっては全く太刀打ちができない可能性が高いです。特に物理障害が起きている状態で無理をしてデータの取り出しなどを行うと、重度物理障害に発展してしまうこともあります。障害が発生した際にちょっとでも不安を感じるようなことがあれば、我々クイックマンまでご相談ください。