データ復旧事例

外付け化して使用していたノートパソコン用ハードディスクからのデータ復旧（大阪府茨木市　デザイン業）

投稿日：2020.03.12 更新日：2020.03.12

メーカー：Seagate
型番：ST320LT007
症状：モーターロックによる重度物理障害
障害：重度物理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：1週間程度

対応：梅田大阪駅前店

※オプション料金別

お客様より

現在使用中のノートパソコンを高速化してみたくてSSDに交換してみました。ハードディスクを捨てるのももったいなかったので、ケースに入れてポータブルとして使用していました。データ用のドライブとしてつないだままだったのですが、1週間ほど前にパソコンを起動させたときに全く認識しなくなってしまいました。USBをさしなおしても反応がなく、次の日改めてつないでみても状態が変わらないです。職場の近くにあるため、梅田大阪駅前店での持ち込みを希望します。

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診断の結果

専用機器での初期診断が通電を確認することができませんでした。念のために異音の発生状態を確認すると、非常に小さな音で断続的な電子音が発生していました。モーターロックによる重度物理障害と診断しました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクを開封し、モーターロック状態の強制解除を行いました。改めてハードディスクの状態を確認したのですが、通電開始からすぐにカチカチ音がしたため、ヘッドの交換作業を実施し、クローン作業を行いました。作成したクローンディスク上ではデータが確認できたため、お客様にデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

お客様にデータの確認を行っていただきました。必要なデータはそろっといると判断をいただくことができたため、復旧完了とさせていただき、データをお渡ししました。

担当技術者より

モーターロックは、ヘッド部分のデータの読み書きを行うところが、ディスク上にくっついて発生します。ハードディスクを開封して、強制的に解除を行う以外の修復方法がないのですが、無理矢理ヘッドを動かすためディスクに傷が入ってしまったり、ヘッド自体が破損して交換を行わなければならないこともあります。もちろん傷などが入ることなく解除できてファイル破損などが一切なく復旧できるときもあります。重度障害の中ではリスクの高い作業となるため、認識しないなどの障害が発生した際に断続的な電子音が巣量な時は絶対に通電を行わず、お電話にてご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。