データ復旧事例

XPのデスクトップパソコンで使用していたハードディスクからのデータ復旧（大阪府箕面市　工業デザイン業）

投稿日：2020.03.13 更新日：2020.03.13

メーカー：Maxtor
型番：DiamondMax10
症状：不良セクタによる起動障害
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：1週間程度

対応：梅田大阪駅前店

※オプション料金別

お客様より

XPのパソコンで使用しているハードディスクです。使用しているサポートが切れたため、Windows7のパソコンで製図のソフトを動かそうとしたのですが、できなかったためそのままXPで使用していました。先日とうとうパソコンが起動しなくなってしまいました。とりあえず新しいソフトを準備してできる限りの作業を行っていますが、壊れたパソコンの中にデータがどうしても重要になってきています。梅田大阪駅前店での持ち込みを希望します。

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診断の結果

専用機器での初期診断を行いました。モーターからかなり大きい回転音がしていましたが制御の利く状態でした。診断を進めると、不良セクタが発生していることを確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

ディスククローン作業を専用機器にて行いました。負荷調整を行いながら、なんとか95%以上の領域の情報の読み出しに成功しました。CADデータが最重要ということであったため、お客様から使用されていたソフトをお預かりし、データの確認を行ってみました。一部データの破損を確認しましたが、ほぼ必要と思われるデータは確認できたため、お客様にデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

お客様に社内で整備した環境越しにデータの確認を行っていました。特に重要と伺っていたデータは正常に開くことができましたが、いくつかのファイルは破損していました。これだけそろっていれば問題なく作業の正常化ができるということでしたので、復旧完了とさせていただき、データをお渡ししました。

担当技術者より

古いソフトをスタンドアロン状態で継続してご利用いただくこと自体はセキュリティ面からも問題ありませんが、いざ最新版のソフトに切り替えたり時に、場合によっては互換性がないといって最新版で読み込めないときがあります。古いソフトを使用し続けることで発生するリスクもあるため、特にサポートが終了したソフトを何かしらの形で使用される場合は、ご注意いただきますよう、よろしくお願いいたします。。