データ復旧事例

起動でしなくなったノートパソコンからのデータ復旧（大阪市都島区　販売業）

投稿日：2020.03.17 更新日：2020.03.17

メーカー：ASUS
型番：PRO P2420L
症状：使用中に固まって起動しなくなった。
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より

商品の出入荷用の在庫管理専用のパソコンとして使用していました。夕方前までは正常に使用できていたが、少し離れて作業をやっていて戻ってくるとパソコンが動かないかったので再起動を試したら起動しなくなったということでした。在庫管理用のソフトを知り合いが作ってくれたのですが、それが一番重要です。

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診断の結果

専用機器での初期診断の結果、データ領域内の一部に不良セクタが発生していることを確認しました。物理障害での対応となります。

復旧作業にチャレンジです

障害ハードディスクをデータ復旧専用機器に接続し、クローン作業を実施しました。当初は全体の3%程度が不良セクタとして認識されていましたが、機器側のデータの読み取り負荷を調整し、すべての領域を読みだすことに成功しました。

復旧作業の結果

データ領域へのアクセスが問題なくできたため、まずはデータの確保を行いました。確保したデータの中で、データのオープン確認を行ってみました。特に重要と伺っていたデータについて正常に開くことができたため、復旧成功と判断し、お客様にもデータの正常性を確認いただいたうえで、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

パソコンの故障について、徐々に症状が発覚して重症化していくよりも、突然故障が発生して使用できなくなることが多いです。そうした不測の事態に備えるために、バックアップは特に重要です。ただし、バックアップの保存先は、使用されているパソコン内に行うのではなく、外付け媒体やクラウドサーバーに保存していただくことで、一定の環境を再構築して業務を再開させることが早くできるようになります。