データ復旧事例
NASのデータ復旧をご依頼いただくときに必要なこと
最近は皆様の家庭でも使用されているであろうNASですが、各家庭への普及に伴い、 データ復旧のご相談を多くいただいております。 本題に入る前に、NASってなに?という方のために、NASとはNetwork Atouched Storageの略です。家電量販店で販売されているリンクステーションやランディスクなどの総称をNASと呼んでいます。 今回は、データ復旧の診断をご依頼いただくにあたって、ご注意いただきたいことをお伝えできればと思います。法人様でサーバー機器のデータ復旧診断をご検討の方も参考にどうぞ。
①データにはアクセスができない
NASを提供されているメーカーさんや機器上で使用されているハードディスク(SSD)の台数によって説明する内容が異なってきますが、基本的にWindowsのパソコンで直接的なデータの確認を行うことができません。
②RAIDを構築されているか
1台の機器の中に2台以上の複数台のハードディスク(SSD)が組み込まれている場合、RAIDが組み込まれている可能性が高いです。RAIDとは、2台以上の複数台のハードディスク(SSD)を1台のハードディスク(SSD)として認識させるための技術です。このRAIDはいくつかのレベル(種類)があり、現行で一般的に使用されているのは、RAID0・RAID1・RAID5・RAID6です。
③ハードディスク(SSD)はすべてお預かりします
特に法人様でよくあることですが、RAID5やRAID6の機器でディスクエラーが発生し、交換後RAIDの再構築作業を行ったが作業が完了しなくなり、データ復旧のご依頼をいただくケースがあります。この時によくあるのがディスク交換実施後のハードディスク(SSD)のみを持ち込まれることです。RAIDの再構築を行うと、RAIDの構成情報が変更され、データの確認ができなくなることがあります。障害発生時点のディスク構成でお預かりすることで、精度の高いデータ復旧を見込むことができるようになります。 RAID1でも同様のことがあります。必ずRAIDを構成するディスクすべてをお持ちください。
④RAID構成のディスクは1台だけではデータが見れません
現行で使用されているRAID0・RAID5・RAID6のディスクは、1台だけでは保存されているデータを確認するはほぼ不可能です。たまに障害発生ディスクだけをお持ちになり、データ復旧のご相談をいただくことがあります。ご相談をご希望されます場合は必ず障害発生当時のディスク構成でお持ち込みをお願いいたします。
まとめ
以上、①~④にご注意いただき、障害が発生したNASをお持ちいただくことで、復旧作業を中断することなく円滑に進めることができるようになります。また、少しでも結果的に想定よりも前倒しで復旧したデータをお渡しできるということもございます。今回の記事を参考にお問い合わせいただきますと、スムーズな対応が可能となります。
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