データ復旧事例
重度物理障害のST2000DM001(Seagate製)からのデータ復旧
メーカー:BUFFALO(内蔵HDD Seagate)
型番:HD-CL2.0TU2/N(内蔵HDD ST2000DM001)
症状:パソコンで認識しなくなった。カチャカチャと音がしている。
障害状態:重度障害
費用:118,000円(+税)~
期間:10日程度
※オプション料金別
お客様より(大阪市中央区 卸売業)
業務で使用している外付けハードディスクが突然認識しなくなりました。別のパソコンに接続してみても認識しません。接続した直後に耳を当てるとカチャカチャと音がしています。仕事で使うオフィス系のデータが保存されており、顧客情報や販売管理のエクセルデータが特に重要です。大切なデータなのでデータ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
外付けハードディスクHD-CL2.0/Nより内蔵HDDを取り出し診断しました。内蔵HDDがSeagate製のST2000DM001という問題の多い型番でしたので、通電は最小限にとどめ慎重に診断を行います。通電をさせて間もなく異音が発生し、モータが停止する状態を確認しました。ヘッド損傷の際の典型的な症状です。データを復旧する為には、ヘッド交換を伴うハードディスクの分解作業が必要な為、重度物理障害と判断しました。
復旧作業にチャレンジです
ST2000DM001はデータ復旧の難易度の高い型番ですので慎重に作業を実施いたしました。クリーン環境で開封作業を行いプラッタ(データの記録されているディスク)表面の損傷具合を確認しました。特に目立った損傷は見受けられなかった為、ヘッド交換を実施しました。交換後、専用機器で認識させることができた為、イメージ取得を開始しました。イメージ取得中もHDDの動作に気を配り、状態が悪化しそうな場合は、ヘッドの再交換を実施します。ヘッド交換を3回実施し99%以上のイメージを取得することができました。取得できたイメージよりデータを確認したところお客様の必要なデータを確認することができました。
復旧作業の結果
復旧できたデータを当社内でランダムにオープン確認しました。30点のデータを確認し全てのデータが正常に開けることを確認いたしました。実査にお客様にご納得いただけるように、お客様にも店頭でデータのご確認をしていただき全てのデータが復旧できていることが確認できました。
担当技術者より
Seagate製ハードディスク、ST2000DM001は同容量のハードディスクに比べ比較的安価であった為、多くの台数が流通しました。しかし、故障率が高く多く、ここ数年で最もデータ復旧のご相談件数の多い型番です。また、不具合の発生した状態で無理に通電をさせて続けると症状を悪化させることも多く、データ復旧の難易度が非常に高いハードディスクとなります。クックマンでは、難易度の高いST2000DM001や同メーカー・同時期のST1000DM003等の復旧実績も多くございます。
まとめ
Seagate製のST2000DM003等の難易度の高いハードディスクからのデータ復旧もクイックマンなら可能です。機器トラブルでお困りの際は、是非クイックマンまでご相談ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
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(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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