データ復旧事例

アクセスができなくなったLANDISKからのデータ復旧

投稿日:2019.10.17 更新日:2019.10.17

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メーカー:アイ・オー・データ
型番:HDL2-AA8.0(4TB×2台構成、RAID0)
症状:アクセスができない。
障害状態:論理障害
費用:99,800円(+税)
期間:1週間程度

※オプション料金別

お客様より

取引先のデータを保存するため専用で使用していました。今日の朝出勤して納品用のデータを準備しようとLANDISKにアクセスしようとしても繋がらない状態になっていました。とりあえず部署的に何もお客様への対応ができない状態で開店休業な感じになっています。他のお客様の含め、なんとか1週間程度ならお待ちいただくことができるように話を進めていきますが、できるだけ早くデータの復旧をお願いできればと思います。


診断の結果

専用機器にて診断を行うと、LANDISKにいて使用されている2台のハードディスクどちらも物理的な障害は発生していませんでした。RAIDデータ専用のデータ復旧機器に接続してみると、1番に接続されているハードディスクの情報が全く読み出せず空っぽな状態になっていました。2番に接続されているハードディスクは起動から認識まで正常に行えていました。論理障害と診断いたします。

復旧作業にチャレンジです

ディスクイメージの取得を開始しました。1番のハードディスクは初めのうちは読み込みに少々不安定なところもありながら途中から安定してイメージ取得を行うことができました。2番のハードディスクはこちらが想定している範囲内の時間でイメージ取得が正常に完了できました。2台のディスクイメージをRAIDデータ復旧専用の機器に接続しRAIDの再構築作業を行いました。一部の情報の調整に少し時間がかかりましたが、無事にRAIDの再構築を完了でき、あらかじめ伺っていた通りのフォルダ構成を確認することができました。

 

復旧作業の結果

RAIDの再構築が完了した状態のデータに対してランダムオープン確認を行ったところ、ファイルを問題なく開くことができました。お客様にも確認していただき、復旧データとしてお渡ししました。

 

担当技術者より

確認できる情報でRAIDの再構築を試行しても、最初は全くデータを確認することができませんでしたが、いくつかの情報を調整することで、お客様にとっては限りなく100%に近い状態でデータ復旧を完了させることができました。RAID機器に障害が発生している場合、RAID情報が書き換わっている可能性を含めて復旧作業を行う必要があるため軽度の障害であっても復旧不可となってしまうことがあります。RAID機器のデータ復旧に対して経験豊富な技術員が所属するクイックマンでは機械側で行ってしまっているRAIDの再構築作業があったとしてもデータの復旧を見込むことができます。

 

まとめ

アクセスができなくなったLANDISKからでもでもクイックマンなら対応が可能です。お困りの際には、まずご相談いただけますようお願いいたします。

嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

 

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

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