データ復旧事例

【TVで紹介】ディスク交換に失敗したサーバー機からのデータ復旧（大阪市鶴見区　法人様）

投稿日：2025.05.03 更新日：2025.05.03

メーカー：富士通製
型番：PRIMERGY CX400S2
お客様からの症状：ディスク交換に失敗した
障害：物理障害
期間：5日

お客様より：ディスクエラーで交換を行ってからデータが見れない。

PRIMERGY CX400S2に保存しているデータにアクセスができなくなり確認してみると、ディスクエラーが発生していて交換を行って起動させてみたのですが、サーバーへのアクセスはできるのですが、データが見れなくなってしまいました。取り出せる限りのデータを取り出してほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：初期診断の結果、物理障害での対応を行うことにしました。

障害機器を障害発生時のディスク構成で梅田大阪駅前店へお持ちいただき、データ復旧専用機器にて使用されている8台のハードディスクに対して初期診断を行いました。診断の結果、3番と6番のディスクから物理障害の発生を確認しました。念のために8台のディスクすべてに対してクローン作業を行い、データ復旧を行っていく必要があるため、物理障害での対応を行うことにしました。

PRIMERGY CX400S2のデータ復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用して8台のハードディスクに対してクローン作業を行ってみました。クローン作業の結果、使用されている6台のハードディスクから全領域の情報の取得に成功しました。物理障害を発生させていた2台のハードディスクからはわずかにですが、不良セクタが残っている状態でクローン作業の完了となりました。作成したクローンディスクからRAIDの再構築を行ってみると、RAID5での再構築を行うことができましたが、確認できたデータ関してはお客様から伺っているデータを確認することができず、RAID5を構築するためのディスク構成に疑問を感じたため、RAID構成の調整を行ってみたところ、6番のクローンディスクを使用しない7台のディスクの構成でお客様からうかがっているフォルダなどの存在を確認することができました。確認できたRAIDの構成状態から確認できたデータの一次取得を行おうとしたのですが、ファイル総数が1500万ファイルを超えていたため、データの一時取得にかなりの時間がかかる可能性があったため、データリストの作成をまず行い、お客様に優先度の高いデータの詳細について確認を行っていただくことにしました。

復旧作業結果：PRIMERGY CX400S2からのデータ復旧に成功！

お送りしたデータリストから一部のフォルダについて優先確保の情報を頂くことができたため、まずは対象フォルダのデータを一時確保し、梅田大阪駅前店にて取得できたデータの確認を行っていただきました。確認していただいた結果、無事にデータが復旧できていると判断をいただくことが出来たため、先行納品分データとしてお渡ししました。改めて全データの取得を行い、日を改めて全量データでの復旧データの納品を行わせていただきました。

担当技術者より：PRIMERGY CX400S2のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

データの一時確保について、数KB程度のファイルが大量に存在していたりすると、イメージされるデータの取得スピード以上に時間がかかることが多いです。特に数TBほどあるデータ容量で、1000万ファイルを超えてくる場合は、一部のフォルダなどに絞り込んでいただくことで、先行納品という形での対応となりますが、早めにデータのお渡しが可能となる場合があります。障害が発生した場合は、クイックマンへのご相談をいただきますよう、お願いいたします。