データ復旧事例

神戸三宮緊急データ復旧事例｜停電後アクセスできなくなったテラステーションからデータ復旧に成功！

投稿日：2025.04.18 更新日：2025.04.18

メーカー：バッファロー（Buffalo）製
型番：TeraStation　TS3420DN1204　容量：3TB×4
症状：アクセス不可
障害：複合障害
期間：5日間

神戸三宮緊急データ復旧事例　お問合せの経緯　

事務所で入出庫の記録や管理報告書等の対外用途の書類と経理・人事などの社内用書類をユーザーごとにアクセス制限を設けて利用しているテラステーションになります。建物のメンテナンスの為計画停電があったのですが、このテラステーションの電源を落とすのを忘れてた為、停電のタイミングで強制的に電源が切れてしましました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

神戸三宮緊急データ復旧事例　診断結果のご案内

ハードディスクが高負荷で壊れてしまって発生しているエラーではと思い、早速内蔵ハードディスクを取り出しデータ復旧専用機器に接続し診断を致します。専用機器でデータ領域にアクセスした所、不良セクタが発生している事を確認致しました。通常RAID5で構成いしている場合であれば1台のハードディスクに障害が発生していても残りの3台で構成を保ってくれるはずですがRAIDが立ち上がりません。恐らく不良セクタが発生したタイミングでパリティ情報に差異が発生し、尚且つ強制的に電源が切れてしまった結果、RAID崩壊を起こしていると判断しました。お客様に診断内容と今後の対応をご案内し、特急での復旧作業をご依頼頂きましたので引き続き復旧作業を行います。

神戸三宮緊急データ復旧事例　復旧作業

最初にテラステーションに元々内蔵されていたハードディスクのクローンを作製します。普通のコンピュータからはアクセスできないハードディスクでも専用機器からはアクセスする事が出来ます。まずは障害の発生していないデータ領域のクローニングを行います。その後不良セクタが発生しているデータ領域を負荷をかけたり、パラメーターの調整を行いながら精度の高いクローン作製を行います。最終的には99.9%以上の精度でクローン作製をする事が出来ました。作成したクローンディスクと既存の3台で専用機材上で仮想RAIDを構築します。無事、仮想RAIDが構築出来た為RAID内のデータ領域からお客様データを納品用ハードディスクに確保していきます。

お預かりしてから5日目には全てのデータを確保する事が出来ました。お客様にご連絡しデータ確認にお越し頂く様お願いをしました。

神戸三宮緊急データ復旧事例　作業結果

お客様に来店頂き、まず喫緊で必要なデータを確認頂きます。この瞬間、しっかりデータが取得できているか、必要なデータが本当に存在しているか不安になります。しかし、お客様の驚いた表情とその後に出てくる笑顔を見て安心致しました。問題なくすべてのデータが取得できていると言う事でした。その他の重要なファイルもご確認頂き問題が無いと言う事でしたので、データ確保したハードディスクをそのままレンタルハードディスクとしてお渡しし作業完了となりました。