データ復旧事例

神戸三宮緊急データ復旧事例｜Windows11アップグレード後に起動しない東芝ノートPCから復旧に成功

投稿日：2025.04.17 更新日：2025.04.17

220/jp

メーカー：東芝製
型番：dynabook S73/DP　容量：256GB
症状：SSDにアクセスできない
障害：物理障害
期間：2日間

神戸三宮緊急データ復旧事例　お問合せの経緯　

神戸三宮にある卸売業のお客様より、「会社のノートPCを夜間にWindows11へ自動アップグレードしたところ、翌朝出社したら起動しなくなった」とのお問い合わせをいただきました。
社内の情シス担当者が確認したところ、UEFI上ではSSDが認識されているとのこと。しかしOSが立ち上がらず、業務データにアクセスできないため、緊急対応を希望され、当日中に神戸三宮ラボへお持ち込みいただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

神戸三宮緊急データ復旧事例　診断結果のご案内

東芝製のノートPC「dynabook S73/DP」に搭載された256GBのSSDを専用機器にて診断した結果、SSD自体は物理的に認識されるものの、不良ブロックの発生を確認。この状態では通常のパソコン等からはアクセスが全く出来ない状態である事が分かりました。
アップグレード中の負荷により不良ブロックが発生したのかもしれません。
卸売業務で日々使用されている受発注データや請求関連のファイル、プレゼン資料が含まれているとのことで、今週中の復旧をご希望。緊急対応の特急プランをご案内し、正式にご依頼をいただきました。

神戸三宮緊急データ復旧事例　復旧作業

SSDを専用のデータ復旧機器に接続し、不良ブロックを回避しながらセクタ単位でデータを読み出すクローン作業を実施。
不良セクタの発生位置を確認しながら、破損データを切り分け、正常なデータ領域からロス無くデータの回収を進めました。
幸い、業務データが保存されていた領域は正常に読み取ることができ、ファイル構造を保持したままデータ復旧に成功。
翌日にデータ確認にご来店頂ける様ご案内をしました。

神戸三宮緊急データ復旧事例　作業結果

翌日、神戸三宮ラボにご来店いただき、復旧したデータをご確認いただきました。特に必要とされていた、プレゼン資料や取引先との契約書類、在庫管理表、今月分の請求ファイルがすべて揃っていることをご確認いただけ、お客様からは「短期間でここまで復旧してもらえるとは思っていなかった。業務が止まらずに済んで本当に助かりました」と感謝のお言葉をいただきました。
データ納品後、その場で作業完了とさせていただきました。

神戸三宮緊急データ復旧事例　技術員より

Windowsアップグレードは便利な反面、SSDに負荷がかかり物理的な障害を引き起こすケースが少なくありません。特に業務用PCでは、重要なデータは事前にバックアップを取ることが非常に大切です。
また、アップグレード中のトラブルに備えて、定期的なディスクチェックやSSDの使用年数にも注意することをお勧めします。
「起動しない＝データ消失」ではありません。トラブル発生時には、慌てて初期化せず、まずは専門業者にご相談ください。

神戸三宮緊急データ復旧事例　まとめ

神戸三宮の卸売業のお客様よりご依頼いただいた、「Windows11アップグレード後に起動しなくなったノートPCからのデータ復旧」事例をご紹介しました。
UEFIではSSDが認識されていても、内部で物理障害が発生していることは珍しくなく、迅速な対応がデータ保全の鍵になります。
今回のように、神戸三宮エリアで「アップグレード後にPCが起動しない」「データ復旧が必要」といったお困りごとがありましたら、私たち【データ復旧クイックマン神戸三宮ラボ】へお気軽にご相談ください。