データ復旧事例

【TVで紹介】データアクセスができないポータブルハードディスクからのデータ復旧（大阪市東住吉区　法人様）

投稿日：2025.01.09 更新日：2025.01.09

メーカー：WesternDigital製
型番：WDBYVG0020BBL-JES1
お客様からの症状：アクセスできない
障害：物理障害
期間：5日

お客様より：資料保存用の外付けが使用できなくなりました。

作成した資料の保存用で使用しています。今朝までは問題なく使用できていたのですが、お昼ごろにアクセスができなくなり、USBをさしなおすと認識されなくなってしまいました。主にパワーポイントのデータが重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：初期診断の結果、物理障害を発生させていました。

障害機器を心斎橋本店へお持ちいただき、データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみました。制御情報へのアクセスまでは特にこれといった問題もなく順調に診断を進めていくことが出来たのですが、データ領域内へのアクセスを開始してほどなくして挙動が不安定になり、不良セクタの発生を確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。

WDBYVG0020BBL-JES1のデータ復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を開始すると、ほどなくして不良セクタの発生を確認しましたが、5%程度まで読み出しが進むと、不良セクタの発生はなくなりました。最終的に全体領域の99.998%まで情報の読み出しを行うことが出来ました。作成したクローンディスクのデータ領域内へのアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認できたため、確認できたデータの一時取得を行って、お客様にデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業結果：WDBYVG0020BBL-JES1からのデータ復旧に成功！

データの取得まで作業が完了できたため、心斎橋本店にてお客様にデータの確認を行っていただいたところ、オープン確認で1ファイルの破損が見つかりました。破損ファイルは今回ご依頼をいただいておりますデータ復旧においては、重要度が低く破損しても問題がないとのことでしたので復旧作業成功とさせていただきデータのお渡しを行いました。

担当技術者より：WDBYVG0020BBL-JES1のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

物理障害の場合、不良セクタが認識をソ倍してデータが読み込めなくなることがほとんどです。データが書き込まれている場所が不良セクタになると、情報の一部が欠落することになり、ファイル破損となってしまいます。不良セクタとなってしまった領域の情報の読み出しは不可能となるので、バックアップをしっかりと行ってデータを失いことがないように事前準備を行っていただければと思います。