データ復旧事例

伊丹市サーバー復旧事例｜サーバーの重要データの復旧、出張対応で成功

投稿日：2024.12.23 更新日：2024.12.23

メーカー：富士通
型番：PRIMERGY TX300 S6　容量：500GB×4+160GB(OS)
症状：アクセス出来ない
障害：複合障害（物理障害+RAID崩壊）
期間：5日間

～伊丹市サーバー復旧事例～　お問合せ内容

伊丹市にある製造業のお客様から、「富士通製サーバー（PRIMERGY TX300 S6）が突然アクセスできなくなり、大切な営業資料やCAD図面、顧客情報が見られなくなった」という緊急のご連絡をいただきました。このサーバーには、4台の500GBのHDDとOS用の160GBのHDDが搭載されており、営業活動に欠かせない重要なデータが保存されているとのことでした。「とにかく早急に復旧してほしい」とのご依頼を受け、まずは出張対応でお客様のもとへ伺うことにしました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～伊丹市サーバー復旧事例～　診断作業と結果のご案内

お客様先に到着後、持参したデータ復旧専用機器で診断を開始しました。その結果、2番目と3番目のHDDに不良セクタが多数確認され、RAIDの一部が崩壊している可能性が高いことが分かりました。このままではサーバーを正常に動作させるのは困難で、より詳しい解析と復旧作業が必要でした。お客様に状況を説明し、サーバーを神戸三宮ラボに持ち帰って復旧作業を行う許可をいただきました。

～伊丹市サーバー復旧事例～　復旧作業

神戸三宮ラボに移送後、復旧作業を開始しました。まず、不良セクタが多い2番目と3番目のHDDを解析し、安全にデータを取得するためのクローンディスクを作成しました。この過程では、不良箇所を回避しながら読み取りを行う特殊な機器を使用します。

次に、クローンディスクの内容を比較し、3番目のHDDのほうがより新しいデータを保持していることを確認しました。この結果から、3番目のHDDのデータを基準に復旧作業を進めることを決定しました。既存のHDDと3番目のHDDを組み合わせ、専用機器上で仮想RAIDを再構築しました。再構築したRAIDのデータ領域にお客様がおっしゃっていたフォルダを確認する事が出きました。

その後、復旧したデータを再確認し、営業資料、CAD図面、見積書、請求書、顧客情報など、すべての重要なデータを安全に取り戻すことができました。

～伊丹市サーバー復旧事例～　作業結果

作業は迅速に進み、5日で完了しました。再度お客様の元へ向かい、復旧したデータをお客様に確認していただきましたが、必要なファイルがすべて問題なく開けることに大変満足していただけました。お客様は「他の出入り業者では対応できないと言われて途方に暮れていましたが、ここまでしっかり対応していただき、本当に助かりました」とおっしゃってくださいました。重要なデータが復旧したことで、営業活動も滞りなく再開できると喜んでいただけました。

～伊丹市サーバー復旧事例～　技術員より

サーバーのHDDやRAID構成に異常が見られた場合、むやみに再起動や修復ツールの使用を試みないことが大切です。特にRAIDが崩壊している場合、操作を間違えるとデータの上書きやさらなる損傷を招く恐れがあります。また、定期的なバックアップの作成を強くお勧めします。外付けストレージやクラウドサービスを活用し、重要なデータを複数の場所に保存することで、万が一のトラブルにも安心して対応できます。

～伊丹市サーバー復旧事例～　まとめ

今回、伊丹市の製造業者様のサーバーデータ復旧を無事完了しました。営業資料やCAD図面といった大切なデータを迅速に取り戻すことができ、お客様にも大変ご満足いただけました。「伊丹」「サーバー」「データ復旧」でお困りの際は、ぜひ当社にお任せください。出張対応から専門ラボでの復旧作業まで、安心のサービスをご提供します！