データ復旧事例

長田区特急サーバー復旧事例｜壊れたサーバーのRAIDから販管データを3日で復旧成功

投稿日：2024.12.18 更新日：2024.12.18

メーカー：富士通
型番：PRIMERGY TX1310 M1 (PYT1311T3S)　容量：OS用1TB+2TB×3
症状：起動しない
障害：RAID障害（RAID崩壊）
期間：3日間

～長田区特急サーバー復旧事例～　お問合せ内容

長田区の製造業を営むお客様より、「サーバーが突然起動しなくなった」とのご相談が神戸三宮ラボに寄せられました。対象のサーバーは富士通製PRIMERGY TX1310 M1で、RAID構成は1TBのOS用ドライブと、データ保存用に2TB×3の構成。サーバー内には顧客管理や販管システムのデータベースが格納されており、業務に直結する重要なデータが含まれているとのことでした。納期についても「出来るだけ早く」との要望があり、迅速な対応が求められました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～長田区特急サーバー復旧事例～　診断作業と結果のご案内

サーバーをお持ち込みいただいた後、RAID構成の3台のドライブをデータ復旧専用機器で診断しました。物理的な障害は見当たらなかったものの、サーバー本体の故障が原因でRAIDが崩壊している状態であることが判明。RAIDの構成ファイルが損傷している可能性が高く、RAID構成を再構築できなくなっている状況でした。幸いにも、各ドライブには致命的な損傷がなく、RAID障害のアプローチでの復旧が可能と診断しました。

～長田区特急サーバー復旧事例～　復旧作業

復旧作業は、専用機器を用いて慎重に進められました。まず、RAIDを構成していた3台のドライブをデータ復旧専用機器に接続しRAID解析を実施。RAID5で構成されていた事が分かりました。その後、仮想RAIDを再構築し、失われたRAID環境を仮想的に再現しました。
仮想RAID内のデータ領域を分析した結果、顧客管理システムや販管システムのデータベースが確認され、これを重点的に回収。特に顧客情報と販売管理のデータは業務の中枢を担うもので、整合性や完全性を慎重にチェックしながら抽出しました。
作業中もお客様と密に連絡を取り、進捗状況を随時報告。作業は休日を挟まず3日間で完了し、全てのデータを無事に復旧することができました。

～長田区特急サーバー復旧事例～　作業結果

復旧データをお客様にお渡しし、すべてのデータが正常に動作することを確認しました。特に販管システムと顧客管理システムは、そのまま業務再開に活用できる状態で復旧できたため、お客様からは「迅速な対応と完璧な復旧に感謝しています。予想より早く復旧が完了したため、大きな損害を避けられました」との評価をいただきました。大切な業務データが無事であったことに、スタッフ一同も安堵しました。

～長田区特急サーバー復旧事例～　技術員より

RAIDはデータを保護する優れた仕組みですが、サーバー本体の故障やRAIDコントローラーの不具合が起きると、データ喪失のリスクがあります。重要な業務データはRAIDに任せきりにせず、定期的なバックアップを行いましょう。外部ストレージやクラウドを活用することで、データ消失のリスクを大幅に減らすことができます。また、障害が発生した場合は、電源を入れ直したり自己診断を試みる前に、専門業者へご相談いただくことを強くお勧めします。

～長田区特急サーバー復旧事例～　まとめ

今回は、長田区の製造業者様のサーバー（富士通PRIMERGY TX1310 M1）のRAID崩壊による障害から、わずか3日でデータ復旧を完了しました。業務に不可欠なデータを迅速かつ安全に復旧するためには、専門知識と専用機材が不可欠です。「サーバー」「長田」「壊れた」という状況でお困りの際は、ぜひ神戸三宮ラボにご相談ください。お客様の大切なデータを守るため、全力で対応いたします！