データ復旧事例

～神戸市北区データ復旧事例～　アクセス出来ない増設したSEAGATE製ハードディスクからデータ復旧に成功（神戸市北区　個人ユーザー）

投稿日：2024.11.29 更新日：2024.11.29

メーカー：SEAGATE製
型番：ST4000DM004　容量：4TB
症状：アクセスできない・フリーズする
障害：物理障害
期間：7日間

～神戸市北区データ復旧事例～　お問合せ内容

神戸市北区にお住まいの個人のお客様から、家族の思い出が詰まったホームビデオを保存したハードディスクにアクセスできなくなったとのご相談をいただきました。このハードディスク（SEAGATE製 ST4000DM004、保存領域4TB）は、PC上でアクセスさせようとするとフリーズする状態で、外付けハードディスクケースに入れても同じ症状が続いていました。普段お使いのPC業者さんにも診てもらったものの復旧が難しいと言われ、専門のデータ復旧サービスを探されたとのことです。1ヶ月後に使用予定の動画データが必要とのことで、「時間がかかってもいいので、ぜひ復旧してほしい」と神戸三宮ラボへお持ち込みいただきました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

～神戸市北区データ復旧事例～　診断結果

神戸三宮ラボにお持ち込み頂き、その場でお客様のパソコンをデータ復旧専用機器で診断したところ、不良セクタが複数確認されました。このような物理的障害の場合、特定のフォルダにアクセスしようとするとフリーズすることがよくあります。お客様が即日対応を希望されていたため、特急プランをご提案し、迅速に作業を開始しました。不良セクタへの対応は非常に専門的な作業であり、高精度な復旧が求められます。この段階で、お客様には復旧の流れと見込みを詳細に説明し、「大切な施工データが取り戻せる可能性が高い」との説明に安堵いただきました。

～神戸市北区データ復旧事例～　復旧作業

復旧作業は、高度な復旧機器を使用して進められました。まずは、問題のあるハードディスクからクローンディスクの作成を実施しました。クローン作成はデータ復旧の最も重要な工程の一つで、ハードディスクを使うことで他のツールでは達成できない精度の高い複製が可能となります。この工程により、不良セクタの影響を最小限に抑えながらデータを安全に取り出すことができました。

クローンディスクが完成した後、そこから必要なデータを一つずつ丁寧に確認し、最重要データであるホームビデオを新しい納品用媒体に移行しました。作業はすべて慎重に行い、データに損傷がないことを確認しながら進めました。結果、元のフォルダ構造やファイル名をすべて維持した状態で、データの復旧が可能となりました。

～神戸市北区データ復旧事例～　作業結果

復旧作業完了後、お客様にご来店いただき、復旧したデータの確認を行いました。フォルダ階層やファイル名、もちろんに動画や音楽の再生状況まで、元通りの状態で復旧されていることを確認されたお客様は、目に涙を浮かべながら「本当にありがとうございます！家族の思い出を取り戻せて、本当に感謝しています」と感動の声をいただきました。

ハードディスクの物理障害によるデータ消失は、特に家族の大切な記録が失われる恐れがあるため、お客様にとって非常に不安な状況だったと思います。今回、データを無事にお返しできたことで、神戸市北区からお越しいただいたお客様に笑顔をお届けできたことは、私たちにとっても大きな喜びです。

～神戸市北区データ復旧事例～　技術員より

今回のケースのようなハードディスクの物理障害は、予防が難しいこともありますが、定期的なバックアップが最善の対策です。特に大容量のデータを保存する場合は、外付けハードディスクやクラウドサービスを併用し、万が一の事態に備えることをおすすめします。また、異音やフリーズなどの初期症状が見られた場合は、早急に電源を切り、専門業者にご相談いただくことが重要です。安易に自分でアクセスを試みると、症状が悪化する可能性があります。