データ復旧事例

【船橋南口受付店データ復旧事例】市川市の運送業様からのNASお持込み案件をお急ぎプランで復旧成功（市川市　運送業）

投稿日：2024.11.18 更新日：2024.11.18

メーカー：バッファロー製
型番：LinkStation(リンクステーション)　LS720D0402　容量：2TB×2
症状：認識できない
障害：複合障害（物理障害+RAID崩壊）
期間：6日間

【船橋南口受付店データ復旧事例】お問合せ内容

先日、船橋駅近隣で運送業を営むお客様から、「業務管理や経理業務に使用しているバッファロー製NAS、LinkStation LS720D0402に突然アクセスできなくなった」という緊急の問い合わせをいただきました。原因は、誤ってNASの電源ケーブルを抜いてしまったことのようです。NASが正常に起動せず、メーカーのNAS管理アプリ上でもハードディスクが認識されませんでした。メーカーに相談したものの、対応に時間がかかると説明されたため、すぐに対応できる業者を探し当社の船橋南口受付店にお持ちを御希望されていました。

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【船橋南口受付店データ復旧事例】診断結果

船橋南口店からお客様のNASが届き、早速データ復旧専用機器にて診断を開始しました。その結果、NAS内の1番・2番slotの両ハードディスクに物理的な障害が発生していることが確認されました。両ディスクには不良セクタが発生しており、RAIDを構成できなくなっている為データへのアクセスが不可能な状態でした。お客様へは、RAID障害と物理障害の同時処理による復旧が可能であることをお伝えし、お急ぎプランでの作業を正式にご依頼いただきました。

【船橋南口受付店データ復旧事例】データ復旧作業

復旧作業では、当社内の高精度データ復旧機器を使用し、1番・2番slotのHDDのクローン作成に着手しました。1番slotのクローンは99.99%以上の精度で成功し、2番slotも98%以上の精度でクローン作成に成功しました。作業中に、両ディスクのファイル更新日を確認すると差異があることに気づきました。調査の結果、2番slotのデータは最新更新日が古く、障害発生以前から既に故障して機能していなかったことと判断。実際には1番slotのみで動作していたことを確定しました。その後、1番slotのHDDからRAID構成の解析を実施し、データ領域の再構築を行いました。結果として、重要な画像データや営業・経理関連の全データを無事に確保することができました。

【船橋南口受付店データ復旧事例】作業結果

復旧作業が完了した後、お客様にはデータを確認していただきました。復旧データは1TB強に及び、すべての重要データが無事であることをお伝えしました。お客様は、営業・経理に不可欠なファイルが全て元通りになっていることを確認され、「大切な業務データを迅速に復旧してもらえたおかげで、業務がすぐに再開できた」と大変喜んでおられました。特に迅速かつ丁寧な対応に感謝のお言葉をいただきました。「これで社内業務が通常通りに戻ります」とのお言葉を伺い、当社としても大変嬉しい瞬間でした。

【船橋南口受付店データ復旧事例】技術員より

今回のケースでは、物理的な障害に加えてRAID構成の一部が既に正常に機能していなかったことが判明しました。今後、同様の事態を防ぐため、お客様には次の対策をおすすめしました。定期的なデータバックアップを別の外部デバイスまたはクラウド上に取ること、そしてRAIDアレイの定期的な診断を行い、潜在的なハードウェアの故障を早期に察知することです。加えて、重要なデバイスの電源ケーブル周辺の管理を徹底し、誤操作を防ぐためのラベル付けや保護カバーの導入を提案いたしました。これにより、今後のリスクを大幅に軽減できるでしょう。