データ復旧事例

【台東区上野エリアデータ復旧事例】赤ランプが点灯しアクセスできないQNAP製NASからデータ復旧に成功！（台東区　自動車販売）

投稿日：2024.11.15 更新日：2024.11.15

メーカー：QNAP製
型番：TS-431K　容量：2TB×4
症状：認識できない
障害：RAID障害
期間：6日間

【台東区上野エリアデータ復旧事例】お問合せ内容

上野駅近くで自動車販売を営むお客様より「突然QNAP製のNAS TS-431Kが使用できなくなり、共有フォルダにアクセスできない」との緊急のお問い合わせを頂きました。日々の業務に必要不可欠な販売台帳や顧客情報、販売車両の画像などが保存されているため、業務の継続が困難な状況でした。特にこのNASには2TB×4のHDDが搭載されており、データ消失が懸念される中、当社の成功事例と迅速な対応力に期待してのご依頼となりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

【台東区上野エリアデータ復旧事例】診断結果

持ち込まれたNASをデータ復旧専用の診断機器に接続し詳細な診断を行ったところ、2番と4番スロットのHDDに不良セクタが発生していることが判明しました。この結果から物理的な障害とRAID構成の崩壊が確認されました。お客様は早期復旧を希望され、「お急ぎプラン」でのご依頼を受注しました。診断の結果、データの復旧可能性があることをお伝えし、迅速に復旧作業を開始しました。

【台東区上野エリアデータ復旧事例】データ復旧作業

復旧作業には業界標準のデータ復旧専用機器を使用。最初に2番・4番スロットのHDDの高精度なクローンディスクを作成しました。2番スロットについては99.99%以上の精度でクローン作成に成功。4番スロットに関しても99%以上の精度でクローン作成が完了しました。しかし、4番スロットのパリティ情報に異常があり、これが今回の障害の一因と判断しました。おそらく4番スロットは障害前から既に機能しておらず、NASは1番から3番スロットのみで動作していたと推測されました。

この判断を基に1番〜3番のHDDで仮想RAIDを再構築し、データ領域へのアクセスを試みました。再構築に成功し、RAID内のデータを抽出することが可能となり、顧客情報や販売台帳を含む重要なファイルを無事に復旧しました。作業は慎重に進められ、全てのステップで復旧の成功率を最大限に高めるよう努めました。

【台東区上野エリアデータ復旧事例】作業結果

復旧が完了し、全体で約4TB弱のデータを回収しました。復旧後、お客様と共にリモートにてファイルの動作確認を行い、販売台帳や顧客情報、車両画像など、重要なデータが問題なく確認できたことが判明。一部ファイル名やフォルダ階層の崩れは見られたものの、業務に直結するデータは全て復旧されており、お客様からは「期待以上の結果で非常に安心しました」とのお言葉を頂きました。「迅速な対応と高い技術力に感謝します」との声を頂き、我々も大変励みとなりました。

【台東区上野エリアデータ復旧事例】技術員より

専門家としてのアドバイスとして、定期的なバックアップとRAIDの状態監視が非常に重要です。特にHDDの健康状態をチェックするため、SMART機能の活用や専用ソフトウェアによる定期検査を推奨します。また、RAID構成でも複数ドライブの障害が同時に発生するリスクはゼロではありません。従って、クラウドストレージやオフラインのバックアップを併用し、多重化されたデータ保護策を導入することをお勧めします。お客様の業務の安定稼働を支えるため、万全の備えをお考え頂ければ幸いです。