データ復旧事例

【不正調査】不正に削除されたデータの調査依頼をいただきました。

投稿日:2018.09.03 更新日:2018.09.03


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退社した社員の不正調査作業(フォレンジック)

今回はいつもと少し違います。
いつもですと故障やミスが原因で、アクセスできなくなったデータの復旧をクイックマンへご依頼頂いておりますが、
今回は会社を辞めた人間が故意に何かをやったのではないか?という調査になります。
その為にデータの痕跡を追いかけ、不自然なデータは無いか?消されたデータは無いか?
逆にあってはならないデータは無いか?などを調査していきます。


メーカー:NEC製  型番:PC-VK26MXZCB(160GB) 

お客様より

PC-VK26MXZCBというノートパソコンを業務用PCとして貸与していました。使用者は先月付、本人都合により退職いたしております。

退職後、使用者と同じ部署のものから、【不正があったのではないか?】という噂の存在が知らされました。長年にわたって貢献してもらった社員ですので疑いたくはないのですが、気になって仕方がない状態です。

作業を行う前に

まずは、ディスクイメージの取得を行いました。データの解析作業は、何回もディスクにアクセスして領域内のデータを読み出していくため、媒体への負荷が高くなります。最悪の場合は、媒体の破損ということもありえますので、ディスクイメージを取得してからの作業となります。

解析作業

通常のデータ復旧であれば、お客様よりヒアリングした必要データの情報を参考にデータの取り出しをおこないます。

しかし今回のような場合には、お客様自身にも明確な基準がないままの作業となりますので、とにかく過去のデータをすべて取り出し、怪しいデータが無いかを片っ端から調査する作業となりました。

解析作業の結果

当社では取り出しうる過去のデータをすべて取り出しますが、実際にその中に不正の証拠があるかどうかはお客様の精査に委ねられます。当社からは今回の作業結果をすべてをお渡しし、お客様側で精査いただくことになります。

担当技術者より

今回の対応は不正調査(フォレンジック)としてのご依頼でした。

データの復旧作業からの応用的な考え方で作業を行うのですが、解析ツールによってその結果も違います。ただ、どのツールの結果に求めているものがあるのか?(またはないのか?)を知るすべがありません。ですので作業結果はすべて納品させて頂きます。

まとめ

様々な情報が電子データ化されている中、不正データも同じく電子データ化されています。電子データであれば、紙資料などと違い、物理的な場所を取らず、削除をすれば証拠として残ることもないという一面があります。従業員が行う不正により会社の信用を無くし、廃業に追い込まれる企業もあります。そういったお客様にわたくしどもが培ったデータ復旧技術を生かしお役に立てればと考えております。


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