データ復旧事例

【長田区ハードディスク復旧事例】Dドライブにアクセスするとフリーズ。不調の業務用デスクトップからデータ復旧に成功（長田区　製造業）

投稿日：2024.10.29 更新日：2024.10.29

メーカー：DELL
型番：OptiPlex 5050 Tower　容量：256GB+3TB
症状：アクセスできない
障害：物理障害
期間：5日間

【長田区ハードディスク復旧事例】お問合せ内容：Dドライブにアクセスするとフリーズ

神戸市長田区に拠点を置く製造業のお客様より、「すぐに対応できる業者を探している」とのことで、緊急のご依頼をいただきました。問題が発生したのは、工場で使用しているDell製のデスクトップPC「OptiPlex 5050 Tower」に増設された3TBのハードディスク（Western Digital製）です。CADデータなど重要な情報が保存されているDドライブにアクセスできなくなり、フリーズするようになったとのことです。業務に支障が出ているため、少しでも早く復旧してほしいというご要望でした。

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【長田区ハードディスク復旧事例】診断結果：Dドライブに不良セクタが発生している事を確認

早速お客様にご来店頂き、PCから問題のハードディスクを取り外し、専用の診断機器で詳細な調査を行いました。診断の結果、不良セクタが多数存在することが確認され、これが原因でDドライブが正常に動作せず、アクセス時にフリーズが発生していたと判断しました。出来るだけ多くのデータを回収するべく、高精度のクローンディスクを作成し、そこからのデータ抽出による復旧が可能と判断しました。

【長田区ハードディスク復旧事例】：精密なクローンディスクの作製に成功

診断結果をもとに、専用のデータ復旧機器を使用してクローンディスクの作成を開始しました。通常、PCから不良セクタが発生しているハードディスクにアクセスしようとすると読む事が出来ないデータ領域を繰り返し読み込もうとする為フリーズが発生する等の症状が発生します。高精度なクローンディスク作成は、当店にある専用機器でないと作成する事が出来ません。当店の専用機器は不良セクタの発生している領域にアクセスし、ハードディスク内の磁気ヘッドなどの部品をコントロールし通常できない読み込む時間の調整などを行いデータの回収が可能になっています。最終的に99.95%以上の精度でクローンディスクを作成する事が出来ました。クローンディスク作製の完了後、復旧したデータをお客様への納品用ハードディスクにコピーしました。

納品時は、復旧データの整合性と動作確認を重視し、お客様の工場まで直接お伺いしました。CADデータは業務の根幹を支える重要な情報であるため、お客様のデスクトップPC上で正確に開けるか入念に確認しました。CADファイル以外にも、経理データや生産記録に関する画像ファイルなどが含まれており、それらの正常な表示や操作が可能か現場で確認していただきました。すべてのデータが問題なく動作したことを確認できたため、無事に納品作業を完了しました。

【長田区ハードディスク復旧事例】作業結果：最重要のCADデータを含めた確認したデータが全て復旧

納品後、お客様にCADデータを実際に操作していただいたところ、スムーズに開けることを確認でき、「業務に復帰できるので本当に助かりました」とのお言葉をいただきました。経理関連のデータや生産記録の画像も漏れなく復旧できたことで、大変ご安心いただけたようです。「対応が迅速で、復旧も期待以上の結果でした」との高評価をいただき、弊社としてもお客様の期待に応えられたことを大変嬉しく感じております。

【長田区ハードディスク復旧事例】技術員より

今回のような不具合を防ぐためには、定期的なバックアップの実施を強くお勧めします。特に、工場などの環境では予期せぬ停電や設備の不調によってハードディスクが故障するリスクがあります。また、増設したドライブのメンテナンスも重要です。定期的なディスクチェックと、万が一のデータトラブルに備えた外部バックアップの導入を検討されると、今後さらに安心して業務に取り組んでいただけるでしょう。