データ復旧事例

【芦屋市出張特急データ復旧事例】誤ってケーブルを抜いてしまいアクセス出来なくなったQNAP製NASからデータ復旧に即日対応で成功！（芦屋市　小売業）

投稿日：2024.10.22 更新日：2024.10.22

メーカー：QNAP製
型番：TS-231P3　容量：1TB×2
症状：アクセスできない
障害：RAID障害
期間：即日復旧

【芦屋市出張特急データ復旧事例】お問合せ内容：誤ってコンセントから抜いてしまい、その後NASアクセス不可

芦屋市で店舗を営む小売業のお客様より、「コンセントを誤って抜いた後、NAS（QNAP製 TS-231P3）にアクセスできなくなった」とのご相談をいただきました。在庫管理データや商品画像が保存されていたため、業務への影響が大きく、できるだけ早急な対応をご希望とのことでした。近隣の業者を探したところ当社が出張対応可能だったためご依頼いただきました。

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【芦屋市出張特急データ復旧事例】診断結果：データ領域に不良セクタを確認

お客様の元へお伺いし早速データ復旧専用機器を用い診断を行いました。診断を行うと内蔵HDD2台とも物理的な障害を確認する事が出来ませんでした。お客様のお話しから電源喪失時にRAIDのファイルシステムに異常が発生しRAIDアレイを構築する事が出来なくなったと判断しました。専用機器を使って仮想RAIDを構築し、データを確保する事で復旧できる可能性がある事をお伝えしました。

【芦屋市出張特急データ復旧事例】：専用機器でクローンディスク作成後データ回収に成功

RAIDの崩壊に対応するため、まず2台のディスクの内容を個別に解析し、どのようにRAIDが組まれていたかを再現する作業を開始しました。TS-231P3はRAID1構成で運用されていたため、仮想RAIDを再構築することでデータの損失を最小限に抑える可能性が高いと判断。復旧専用ツールを使ってRAID構成情報を再現し、仮想的にRAIDを復旧させたところ、商品画像と在庫管理情報が無事に確認できました。一部のファイルが破損している可能性があったため、再構築後のデータを慎重にチェックし、全データの復旧に成功しました。

【芦屋市出張特急データ復旧事例】作業結果：業務に必要なデータの復旧に成功！

復旧したデータはすぐにお客様にご案内し、店舗業務で必要な商品画像や在庫データの正常な動作も確認していただきました。月末の書類作成の期日が迫っている中、「迅速な対応で業務に支障が出ず助かった」との喜びの声をいただきました。特に商品画像はそのまま店舗ウェブサイトの更新に使用できたとのことです。今回のトラブルをきっかけに、お客様は今後のバックアップ体制を見直すことをご決断され、より安心して運用を続けていけるよう準備を始められたようです。

【芦屋市出張特急データ復旧事例】技術員より

NASのようなストレージ機器では、電源障害によるRAID崩壊が起こるリスクを考慮することが重要です。今回のように突然の電源喪失が原因でデータにアクセスできなくなるケースは珍しくありません。そのため、UPS（無停電電源装置）の導入を検討することをお勧めします。また、定期的なバックアップを外部ストレージやクラウドに保存することで、万が一のトラブル時にも重要なデータを保護できます。日常的な点検も含め、安心できる運用環境を整えることが鍵となります。