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【明石RAID復旧事例】電源消失後アクセス出来なくなったRAID5の外付けHDDから特急でデータ復旧に成功（明石市　デザイン・印刷業）

2024.10.15

メーカー：FFF SMART LIFE CONNECTED製
型番：MAL355EU3R　容量：2TB×5
症状：認識できない
障害：RAID障害
期間：4日

【明石RAID復旧事例】お問合せ内容：誤って電源を抜き、再起動後PCから認識できなくなった

明石市でデザイン・印刷業を営むお客様から「5日以内でのデータ復旧が可能な業者を探している」とのお問い合わせをいただきました。使用していたのはRAID対応の外付けHDD「FFF SMART LIFE CONNECTED製 MAL355EU3R（2TB×5）」で、電源を誤って抜いてしまい、その後アクセス不可になったとのことです。LEDランプがディスクの故障を示しており、急ぎ神戸三宮ラボに持ち込まれました。納期が迫っているため、早急な対応をご希望でした。

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【明石RAID復旧事例】診断結果：電源消失時にRAID崩壊が発生と診断

お預かりした外付けHDDをデータ復旧専用機器で診断したところ、物理的な障害は確認できず、RAID崩壊が発生したと判断しました。この「MAL355EU3R」は5台のHDDを用いたRAID構成で、電源の突然の遮断によりRAIDが崩壊し、RAIDアレイにアクセスできなくなっている状態でした。RAID崩壊は複雑な問題であり、データが一部損傷している可能性もありました。しかし、お客様の制作データや顧客データなど、業務に不可欠なデータが含まれていることから、出来る限り迅速かつ確実な復旧が求められました。納期が迫る中、重要なファイルを最優先で確認・復旧する方向で作業を進めることをご説明しました。

【明石RAID復旧事例】復旧作業：RAID復旧専用機器でRAID再構築しデータの確保

まず、RAID崩壊を解決するために、RAID解析を行い仮想RAIDの再構築を専用機器を使って実施しました。これにより、専用機器上で各ディスクを用いてRAIDアレイを構築しました。次に、データ復旧専用のツールを用いて、納品用媒体にデータの確保を進めていきます。お客様から伺ったファイル名を念頭に置き、最も重要なデータを優先して復旧するよう作業を進めました。最大で8TBのデータ保存領域があるRAIDアレイですが、実際の使用量は6TB弱でした。数年分の素材や作成データ、動画データ等もあり時間は掛かりましたが全てのデータを確保する事に成功しました。お客様にご来店頂きデータ確認を行って頂く事になりました。

【明石RAID復旧事例】作業結果：納品期限間近のデータを含めたすべての復旧に成功！

復旧作業が完了した後、お客様に最重要ファイルの確認をお願いしました。特に、納品が迫っている制作データの復旧を最優先として確認していただき、全てのデータが無事に復元されていることをご報告しました。顧客データやその他の業務に必要なファイルも全て揃っていることを確認していただき、お客様は「納期に間に合う形で業務を再開でき、本当に助かりました」と大変お喜びの様子でした。お客様の業務に支障がなくなり、無事にご納品することができました。

【明石RAID復旧事例】技術員より

今後のトラブルを防ぐためには、定期的なバックアップの実施が最も効果的です。特に、外付けHDDは消耗品であるため、突然認識されなくなるリスクを常に考慮する必要があります。クラウドサービスや外部ストレージを活用し、重要なデータは常に複数の場所に保存することをお勧めします。また、定期的なデータチェックとHDDの健康診断も忘れずに行うことが、長期的なリスク軽減につながります。