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新神戸緊急データ復旧事例　突然アクセス出来なくなったWindowsサーバーから即日でデータ復旧に成功(神戸市中央区サービス業)

2024.09.13

メーカー：IBM製
型番：System X3100 M4　容量：1TB×3
症状：アクセスできない
障害：物理障害
期間：即日

新神戸緊急データ復旧事例　お客様より：再起動後、サーバーにアクセスできない

新神戸駅近くの企業様より出張でのデータ復旧相談を頂きました。

かなり長い間社内で利用しているIBM製のサーバーで、ファイルサーバーとして運用しています。社内にいくつかサーバーがあり順次更新していたのですが、ユーザーのデータを保管しており毎日利用する為後回しになっていました。新しくネットワーク機器を増設する工事を行った後、このサーバーアクセスできなくなり、本体のモニターを確認するとサーバーが落ちていました。電源を入れたのですがWindowsサーバーのOS自体が立ち上がって来ず全くアクセス出来なくなりました。元々運用していた人間もすでに退職され連絡が取れず、現在契約している業者の人間も対応できないと言う事で非常に困っております。業務が滞っており事業に支障が出ています。何とか出張で対応して頂けないでしょうか。

電話から聞こえてくるお客様の声で大変な状況である事が分かりました。すぐにデータ復旧専用機器を準備してお客様の所へ向かいました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

新神戸緊急データ復旧事例　診断結果：不良セクタの発生による物理障害、RAID崩壊と診断

お客様の事業所を訪問し早速障害機器の確認を行いました。

サーバーはIBM製のSystem X3100 M4で電源投入するもOSが起動しない事を確認しました。

専用機器に内蔵HDDを接続し診断をすると1台は異音がしており重度物理障害である事が分かりました。2台のHDDはともに不良セクタが発生している事が分かりました。どのようなRAID構成なのかも分からない為、まずは2台のHDDをクローニングし、その後RAID解析を行う事で復旧できる可能性がある事をお伝えしました。当店は完全成功報酬制の為、データが復旧出来なかった場合の費用は発生しない事をお伝えし、特急プランでの依頼を正式に頂きました。

お客様に了承を頂き、HDDを持ち帰り社内で作業する事にしました。

新神戸緊急データ復旧事例　復旧作業：精密なクローンディスクを作製し仮想RAIDの構築に成功

まず初めに専用機器で不良セクタが発生しているHDDのクローンを作製します。

不良セクタの様な障害が発生しているデータ領域にコンピューターは通常アクセスする事が出来ません。当店で使用している専用機器であればそう言った障害エリアにもアクセスする事が可能です。また当店の専用機器はHDD内の「磁気ヘッド」と呼ばれるHDD内のデータを実際に読み込む部品自体を制御する事が出来ます。通常コンピューターが読み込めないと判断するより、専用機器は長い時間をかけて読み込むことが可能になっています。出来るだけ多くのデータを読み込みそれを障害が発生していないHDDに映していく作業がクローニングになります。結果2台のHDDともに99%以上の精度でクローニングする事が出来ました。

クローンディスクを2台とも専用機器に接続し今度はRAID解析を行います。

2台のHDDはRAID1で構成されている事が分かりました。専用機器で仮想RAIDを再構成するとお客様の保存データが確認できましたので納品用のSSDにデータを確保します。

翌朝にはデータ確保も完了する見込みだったのでお客様にデータ確認の為ご来店頂く様連絡しました。