データ復旧事例

【TVで紹介】出社すると使用できなくなっていたテラステーション(TS6400DN0804)からのデータ復旧（愛媛県四国中央市　製造業）

投稿日：2024.09.12 更新日：2024.09.12

メーカー：バッファロー製
型番：TS6400DN0804
お客様からの症状：起動できない
障害：論理障害
期間：4日

お客様より：落雷による停電がありその後電源を入れようとしても起動できなくなていました。

先日の大雨での落雷で社内が停電になってしまい、業務を続けることが出来なかったため、その日は一度退社することにしました。次の日に前日に残ってしまっている業務を再開しようとパソコンに電源を入れて、TS6400DN0804へのアクセスを行おうとしてもデータへのアクセスができなくなっていました。TS6400DN0804の電源が落ちていたようで、電源を入れてみたのですが、ボタンが反応しません。生産管理用のエクセルやPDF、CADなどのデータを保存しています。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：使用されているハードディスクからは物理障害がなかったため、論理障害での対応が可能です。

TS6400DN0804を郵送にてお送りいただき、ハードディスクに対してデータ復旧専用機器にて初期診断を行いました。使用されている4台のハードディスクからは物理障害となるようなエラーは見つからなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

TS6400DN0804のデータ復旧作業にチャレンジです

念のために4台すべてのハードディスクに対してデータ復旧専用機器でのクローン作業を行ってみたところ、不良セクタの発生を確認することはありませんでした。作成したクローンディスクからRAID5をRAIDデータ復旧用機器から構築させ、データ領域内へのアクセスを行ってみましたが、フォルダやファイルの存在を確認できませんでした。再構築を行ったRAID5に対して解析作業を行い、確認できたデータの一時取得を行って、取得できたデータのオープン確認を行うことにしました。

復旧作業結果：TS6400DN0804からのデータ復旧に成功！

一時取得が出来たデータに対して50ファイルほどをピックアップしてオープン確認を実施しました。フォルダの構成がしっかりと戻ってきていると思われる場所に存在しているファイルについては選択したファイルすべて正常に開けることが確認できましたが、フォルダやファイルの名称が変更されている状態で取得できたデータの関しては確認した範囲内のほとんどのファイルで破損が発生していました。取り急ぎ取得できたデータのリストを作成しお客様に確認をしていただいたところ、フォルダの構成が読み出せているデータに関しては、今回データ復旧を依頼する中で必要であったデータであること、フォルダやファイル名が変更された状態で取得されているデータに関しては、過去に削除した不要なデータであるということでしたので、オープン確認の結果から復旧作業成功とさせていただき、データのお渡しを行いました。

担当技術者より：TS6400DN0804のトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

落雷による機器破損は、決まってどの部分がどの部分が破損するということはなく、筐体自身が破損することもあれば、内蔵されているハードディスクが破損する場合もあります。ハードディスクの破損であった場合、通常の重度物理障害であれば、ヘッド破損を発生されていることが非常に多いですが、制御基板やディスクを回転させるモーター部分の破損リスクも高くなります。お電話などでご相談いただくだけでは判断が非常に難しくなることが多いため、機器をクイックマンへお送りいただいての初期診断をご利用されることで、スムーズな対応が可能です。