データ復旧事例
落下させてしまって認識しないシノロジー製NAS(DS216J)からのデータ復旧(重度物理障害 大阪市北区 サービス業)
メーカー:シノロジー製
型番:DS216J
お客様からの症状:落下させてしまった
障害:重度物理障害
期間:1週間
お客様より
古いNASから新しいNASへのデータをコピー中に古いNASを落下させてしまいました。いつもと違う場所に置いて作業をしていたため従業員がコードに引っかかってしまったみたいです。その後見た目上は壊れてなさそうだったのでコピーを再開しようとしても古いNASが起動できない状態になっていました。だいぶ序盤でなってしまったので新しいNASにもデータが無い状態です。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果
シノロジー製のNASをデータ復旧クイックマンの大阪駅前梅田店へお持ち込みいただきました。内蔵されている2台のwesterndigital製HDDを専用機器で診断すると2台とも通電時に異音が鳴っており正常に認識することができませんでした。お客様でRAIDの構成もわからないため2台とも重度物理障害の処置が必要と判断しました。
復旧作業にチャレンジです
弊社クリーン環境で2台のHDDの重度物理障害処置を実施いたしました。まずはドナーパーツとなるHDDを用意し磁気ヘッドを取り外しました。次に障害が発生しているHDDの磁気ヘッドをドナーパーツと交換しました。HDDを組み戻し認識できるかどうかチェックすると認識と制御ができるようになっていました。ここからはRAIDの復旧処置を実施いたしました。専用機器でRAIDパターンの解析を実施しRAID1であることがわかりました。RAID1のパーティションからデータを取り出しました。
復旧作業結果
取り出したデータの復旧確認を実施いたしました。ランダムに30個データを選び正常に開くことができるかどうかを確認しました。30個中28個が正常に開くことができました。復旧状況をお伝えしお客様にもデータのご確認をしていただきましたが、十分に復旧できているとのことでご納品させていただきました。
担当技術者より
稼働中のHDDに落下等の強い衝撃が加わった場合はほとんどの場合で重度物理障害が発生します。特に磁気ヘッド故障が落下の場合は多いですが、その後何度も再起動や認識しようと通電を繰り返すと故障した磁気ヘッドによってプラッタの記録面に深い傷がついてしまい、データが復旧できなくなる可能性があります。HDDを落としてしまった場合はデータ復旧の専門業者に相談しましょう。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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