データ復旧事例

【TVで紹介】緊急出張対応起動できなくなったサーバー機(PRIMERGY TX1310 M3)からの復旧成功（大阪府守口市　製造業）

投稿日：2024.06.27 更新日：2024.06.27

メーカー：富士通製
型番：PRIMERGY TX1310 M3
お客様の状況：サーバーが起動できない
障害：物理障害
期間：36時間以内

お客様より～PRIMERGY TX1310 M3へが再起動できない！～

社内の業務システムなどで使用しているサーバーです。最近挙動が不安定になっているという連絡が多かったため再起動を行ってみると、それから起動しなくなってしまいました。サーバー機内に仮想環境を準備して5つほどのサーバーを構築しているのですが、すべてのサーバーにアクセスが出来ず、業務が完全に止まってしまっています。仮想サーバーのデータを復旧していただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～PRIMERGY TX1310 M3からのデータ復旧は可能～

診断用機材を持ち込んで、訪問での機器の初期診断を行ったところ、2番のアレイにて使用されているハードディスクから不良セクタの発生祖確認し、挙動が非常に不安定になっていました。物理障害での対応が必要であることをお客様にご案内し、重症化のリスクもあったため、一度お預かりして作業を行う必要があることを了解いただき、緊急対応でのデータ復旧を行うことにしました。

PRIMERGY TX1310 M3の復旧作業にチャレンジです

専用機器にて物理障害のハードディスクに対してクローン作業を行ったのですが、全体領域の98.5%程度の情報の取得を行うことが出来ました。残りの3台のハードディスクに対してクローン作業を行い、作成したクローンディスクからデータ復旧作業を行っていくことにしました。クローンディスクからのRAID5の再構築については問題なく行うことが出来たのですが、確認できた仮想サーバーのデータを一時取得してファイルの有無などを確認してみましたが、最新のデータが訪問した日より1年近く前のデータであったため、RAIDの構成情報の調整を行ってみることにしました。その結果、3番ディスクの情報を利用せずにRAID5を構築することで、訪問前日のデータがきちんと存在しファイルが開ける状態であることを確認しました。構築したRAID5のデータ領域内から取得でき李限りのデータの取得を行って、お客様に取得データの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果～PRIMERGY TX1310 M3からの復旧率は99％以上～

取得できたデータを現地へ持ち込み、お客さまの環境にて仮想サーバーの展開を行っていただき、データの確認を行っていただきました。仮想サーバーのデータは取得できた5つすべても問題なく展開することができ、業務システム用のデータや保存されているファイルも問題なく確認できるという判断をいただくことが出来たため、そのまま復旧データとしてお渡ししました。

今回の復旧作業で99％以上のデータ復旧率と判断しています。

担当技術者～大阪市でのPRIMERGY TX1310 M3のトラブルはクイックマンにお任せください！～

不良セクタの発生しているハードディスクでは、データ復旧を行った際にファイルやフォルダの破損リスクがどうしてもついて回っています。これが仮想環境用のデータになると、仮想マシンや仮想ディスクのデータそのものが破損し、データの取得までは行えてもデータとしての展開ができなくなってしまうこともあります。リスク回避のためにも、使用されているサーバー機とは別媒体へのバックアップを定期的に行っていただき、障害に対するリスクの低減を行っていただければと思います。PRIMERGYをはじめとするNASやサーバー機などのトラブルはぜひクイックマンへご相談ください。