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神戸名谷データ復旧事例 – 壊れた？電源は入るがデータにアクセス出来なくなったLinkStationからのRAID障害復旧事例(須磨区物流関連)

2024.06.19

メーカー：バッファロー製
型番：LS520DN0402B　容量：2TB×2
症状：データにアクセスできない
障害：RAID障害・物理障害
期間：7日間

神戸名谷データ復旧事例：お客様より　突然アクセス出来なくなったLinkStationからデータを取り出したい

名谷の事業者様からデータ復旧のご相談の連絡がありました。事務所でお使いのバッファロー製NAS LinkStation LS520DN0402Bに昨日、突然アクセス出来なくなったとの事です。倉庫業と運送業をされているらしく、クライアントへ10日後に提出する書類を最優先で復旧したいとのご要望でした。まずは診断を行いますのでご来店頂く様お伝えしました。

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神戸名谷データ復旧事例：診断結果　2台のHDDから不良セクタを確認

名谷からLS520DN0402Bを神戸三宮ラボにお持込頂きました。お預かりし早速診断を行いました。2台のHDDをそれぞれデータ復旧専用機器に接続し診断すると、2台とも内部に不良セクタが発生している事が分かりました。2台同時に不良セクタが原因でNASが止まる事は確立的に考えられない為、1台は今回障害が発生する以前に止まっていたのではと判断しました。HDDをクローニングし物理障害の処置を行った上で専用機器でRAID障害の処置を行いデータ復旧出来ると判断し、お客様にご案内致しました。

神戸名谷データ復旧事例：復旧作業実施　クローン作製し、どちらのHDDが直近まで動作していたかを確認

お客様より正式に復旧作業のご注文を頂いたので早速作業に取り掛かります。LS520DN0402BのHDDを専用機器に接続しクローン作製を行います。HDD内の取得可能なデータを別のHDDに写し取るのですが、専用機器はパソコン等ではアクセスできない不良セクタにもアクセスし、磁気ヘッドを直接制御し読み取る時間を変更する等調整をすることにより精度の高いデータを取得する事が可能です。無事、99.9％以上の精度でクローンディスクを作製する事が出来ました。また1台目にクローン作製を行ったHDDが直近まで動作していたディスクと言う事も解析で分かりました。RAID1で動作していた事も確定したので、クローンディスクを専用機器に接続し仮想RAIDを構築します。無事仮想RAIDを構築できたので、仮想RAIDから保存データを納品用HDDに確保します。お客様にご連絡し、確保したデータの確認をご来店頂きお願い七事をお伝えしました。

神戸名谷データ復旧事例：復旧作業の結果　最重要データを含めた全てのデータが復旧成功

お客様に再度ご来店頂きデータの確認を行って頂きました。ご相談時にお伺いしていたクライアント様に提出されるデータも含め、大事なデータを全て確認頂きました。全部問題なく開けると言う事で喜んで頂きました。又。10日間のところを7日間で納品してもらったので、ファイルの確認修正に時間の余裕が出来たと喜んで頂けました。そのまま納品用HDDをお渡しし案件終了となりました。