データ復旧事例

【TVで紹介】出張対応 QNAP製NAS（TS-453D-4G）からデータ復旧！（岡山県岡山市　法人様）

投稿日：2024.06.18 更新日：2024.06.18

メーカー：QNAP
型番：TS-453D-4G
お客様からの症状：NASへのアクセスができなくなっている
障害：論理障害
期間：24時間以内

お客様より：今すぐにでもデータが欲しいが対応を断られてしまった

TS-453D-4Gへのアクセスができなくなり、近くにあるいくつかの業者に相談してみたのですが、今すぐにでもデータが欲しい旨を伝えるとそのまま断られてしまいました。そのためインターネットで調べなおしてクイックマンさんを見つけて相談してみると出張での対応も可能であるということでしたので、まずは診断から行っていただくことにしました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：TS-453D-4Gからのデータ復旧は可能と判断できる状態でした

専用機器にてTS-453D-4Gの初期診断を行ってみたところ、使用されている4台のハードディスクからは物理的な障害は見当たりませんでした。取り急ぎRAIDデータ復旧専用機器へ接続してRAID環境の再構築を行ってみると、RAID5で構築されていることは確認できたのですが、データアクセスが出来ない状態でした。論理障害で対応が可能であることをお伝えし、最速でのデータ復旧を行う場合、専用機器を使用してのクローン作業を行わなず、直接解析を行ってデータ復旧を行いますが、お預かりしているハードディスクが作業不可による破損が発生するかもしれないというリスクをご説明し、了解をいただいたうえで、緊急対応での現地作業を開始しました。

TS-453D-4Gのデータ復旧作業にチャレンジです

RAID5の再構築を行った状態から構造解析を行ってみると、解析結果からフォルダやファイルへのアクセスが可能になりました。確認できたデータの一部を確保し、オープン確認を行ってみると、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。念のために取得可能なデータ量を計測してみると、2TB程度ありました。最優先で必要なデータがある場合は、フォルダを選択していただくことで先行納品という形でデータがお渡しできる状態まで作業を進めることが出来たため、お客様に必要なデータの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業結果：TS-453D-4Gからのデータ復旧に成功！

お客様に復旧作業の経過報告を行い、取得可能なデータ量から全量データでお渡しを行う場合の想定される所要時間をお伝えしたところ、社内での調整を行ってみたが一部だけでもデータがもらえるなら先行納品での対応を行ってほしいということでしたので、まずは復旧可能なデータの確認を行っていただきました。いくつかのファイルをご指定いただいてオープン確認を行ったところ、データ復旧が可能であることを確認いただけたため、いくつかのフォルダをご指定いただき、一時確保を行いました。確保作業完了後、念のために取得できたデータのオープン確認を行っていただき、復旧作業成功と判断をいただけたため、先行納品分の復旧データとしてお渡ししました。その後、全量データの確保を改めてお粉い、翌日になりましたが全量データ補取得が完了できたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より：岡山でTS-453D-4Gのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

最近のNASやサーバー機は、RAIDを構築してから容量の仮想化を行うシンプロビジョニングという技術を利用される機器が増えてきています。シンプロビジョニングは容量の管理などを行う場合には操作が分かってくると非常に便利な技術ですが、データアクセスができなくなてしまうと、通常のRAIDデータ復旧の対応では難易度の高い作業となってしまいます。しかしながら、クイックマンでは従来からのRAID構成の機器からのデータ復旧、シンプロビジョニングなどの仮想化環境からのデータ復旧にも対応可能です。
お困りの際は、まずクイックマンにご相談ください。