クイックマンからのお知らせ

神戸市中央区データ復旧事例 – 他社様復旧不可だった分解済みのDriveStationからデータ復旧に成功！(中央区製造業)

2024.06.13

メーカー：バッファロー製
型番：HD-AD4U3　容量：4TB
症状：認識できない
障害：重度物理障害
期間：14日間

神戸市中央区データ復旧事例：お客様より　アクセス出来なくなり友人やデータ復旧業者に依頼したが復旧出来ず

お客様より外付けHDDのデータ復旧についてご質問のお電話を頂きました。5カ月ほど前に仕事のデータが全て入った外付けHDDに全くアクセス出来なくなり、詳しい友人に診てもらったそうです。HDDの基板が悪いと診断されたご友人は基板交換をされたようですがHDDは起動しなかったようです。専門業者にも診てもらいHDD分解と部品交換をしてもらった様ですが復旧出来ず非常にお困りのご様子でした。諦めてはいたもののやはりどこかで対応せてくれる業者は無いかと当店を見つけて頂きご連絡下さったそうです。まずは診断をさせて頂きたいことをお伝えするとお持込頂ける事になりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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神戸市中央区データ復旧事例：分解痕を確認。クリーンベンチで分解

お越し頂き直ぐに無償診断のお申込書にご記入頂き、HD-AD4U3をお預りし診断を行います。外装からHDDを取出してみると、シールを剥がしてシール下のトルクスねじを開けたような跡を確認しました。分解痕がある為通常の診断は出来ず、クリーンベンチでHDDをオープンしました。プラッタや内部の状態を確認したのですが目で確認できるような傷は無く、傷が出来たときに発生する鉄粉なども目視では確認できませんでした。データ復旧専用機器に接続し診断を行いましたが通電は確認できるもののデータ領域には全くアクセス出来ず。磁気ヘッド交換・基板交換が必要な障害と診断しました。お客様にはすでにどなたかが分解している事をお伝えし、改めて部品交換などの処置を行った上でデータを確認できれば復旧できる可能性があるとご案内しました。お客様より最重要データをお伺いし正式にご依頼を頂きました。

神戸市中央区データ復旧事例：復旧作業実施　

基板の交換をまず行います。そもそも基板にショートしたような跡を確認していましたので交換しました。ただし交換するだけじゃ終わりませHDD基板上のチップの入替が必要になりまHDD本体に登録されている情報と基板に登録されている情報が紐づいているのですが、基板交換だけだと紐づけられている情報と違うHDDと認識されてしまい内部データにはアクセスできません。基板は正常動作品から、チップは元のHDDのものを使う事で正常に動作する準備が整います。再度専用機器と接続をし診断を行いますが磁気ヘッドが正常に動きません。カチンカチンと音がするだけでデータ領域にはアクセスできません。次は磁気ヘッドの移植を行います。移植も無事終わり再度専用機器に接続し診断を行います。無事データ領域にアクセスする事が出来ました。不良セクタが確認できたのでクローンディスクを作製します。専用機器で磁気ヘッドを制御し様々な調整を行いながらクローニングを作業を実施しました。結果、99.999%以上の精度でクローン作製する事が出来ました。納品用媒体にクローンディスクからデータを確保します。

神戸市中央区データ復旧事例：復旧作業の結果　重要なデータがすべて開く事が出来、復旧成功

お客様に再度ご来店頂きました。確保したお客様データがしっかり復旧できているか確認をお願いしました。重要度合いが高いものからご覧頂いた所、すべて問題なく開く事を確認頂きました。その他にも要所要所ご覧頂きましたが問題ないと言う事で復旧作業完了となりました。非常に喜んで頂けてホッとしました。納品用のハードディスクをお渡しし案件終了となりました。