データ復旧事例

【TVで紹介】データアクセスができなくなったASUSTOR製NAS(AS6704T)からのデータ復旧（大阪府豊中市　製造業）

投稿日：2024.06.11 更新日：2024.06.11

メーカー：ASUSTOR製
型番：AS6704T
お客様からの症状：データにアクセスが出来ない
障害：物理障害
期間：3日

お客様より：突然データアクセスができなくなってしまった

AS6704T部署内のサーバー機として全データを保存しています。1週間ほど前からたまにデータの読み書きに数分かかることもありましたが、再起動を行うことで特に問題なく使用できていました。昨日の終業前にAS6704Tのデータにアクセスができなくなったという相談が来たため、いつものことと思い再起動を行ってみたのですが、起動の完了までは確認できたのですが、データが全く見れなくなっています。専用ソフトで作成した計測データや管理系のエクセルなどが非常に重要です。。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果：4台中1台のハードディスクから物理障害の発生を確認しました。

AS6704Tからハードディスクを取り出し、データ復旧専用機器にて初期診断を実施してみると、3番のスロットで使用されているハードディスクから不良セクタの発生を確認し、クローン作業が必要な状態でした。それ以外の3台のハードディスクからは物理障害となるようなエラーは見つかりませんでした。データ復旧作業を行うにあたって、クローン作業が必須となるため、物理障害での対応を行うことにしました。

AS6704Tのデータ復旧作業にチャレンジです

潜在的なトラブルが無いかの確認も含めてお預かりしたハードディスクすべてに対してクローン作業を実施したところ、3番のハードディスク以外は全領域の情報を問題なく取得することが出来ました。3番のハードディスクは全体領域の99.6%程度を取得することが出来ました。作成したクローンディスクよりRAID環境の再構築を行ってみると、仮想環境でRAID5が構築されていることを確認しました。構築したRAID5のデータ領域内へのアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することが出来たため、まずは確認できた全データの一時取得を行いました。一時取得したデータ内に保存されている。エクセルやワード、PDF、画像データなどを20ファイルずつピックアップしてファイルのオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることを確認できました。

復旧作業結果：AS6704Tからのデータ復旧に成功！

お客様へ作業完了の報告を行い、梅田大阪駅前店にて一部の専用データの確認を行っていただくための環境を持ち込んでいただいてのファイルのオープン確認作業を行っていいただきました。データの確認を行ていただいた結果、復旧作業成功と判断をいただける状態であったため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より：AS6704Tのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

仮想RAIDが使用されている機器の場合、状態によって使用されているハードディスクすべての情報が必要となる場合があります。もともとRAID5自体は、構成しているハードディスクの中の1台に障害が発生していても継続して利用できるようになっていますが、そのようにならない場合もあります。その場合は、必ずRAIDを構成しているハードディスクすべての情報が必要となります。そのため、障害が発生した場合は、必ず障害発生時のハードディスクの構成でお持ち込みいただきデータ復旧のご依頼をいただくことでくことで、成功率の高いデータ復旧が可能となります。ASUSTOR製NASのトラブルはクイックマンへ是非ご相談ください。