データ復旧事例
【TVで紹介】ディスク交換後データが消えたNASからのデータ復旧(DS420+)からのデータ復旧(香川県東かがわ市 法人業)
メーカー:Synology製
型番:DS420+
お客様からの症状:起動しない
障害:重度物理障害
期間:6日
お客様より:DS420+のディスク交換を行ったらデータが消えてしまった。対応可能なデータ復旧業者を探していた
最近初動が不安定になってきたため再起動を行うと、4番のディスクからエラーが発生したため、交換を行って再度起動させてみました。再起動自体は正常に完了できたのですが、もともと保存していたデータがすべて消えてしまっていました。エクセル、ワード、PDF、写真などが主に保存していたデータです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断結果:RAID機器の場合、使用されているHDDすべてをデータ復旧専用機器での診断を行うことが必須です
DS420+のハードディスクを復旧専用機器にて初期診断を行ってみたところ、2番のスロットにて使用されているハードディスクから物理障害の発生を確認しました。それ以外の3台のハードディスクからは深刻なエラーなどは発生させていませんでした。専用機器使用してのクローン作業が必須となるため、物理障害での対応を行うことにしました。
DS420+のデータ復旧作業にチャレンジです
2番のハードディスクに対してデータ復旧専用機器にてクローン作業を実施しました。クローン作業の結果、全体領域の99.95%程度の領域の取得に成功しました。作成したクローンディスクと障害発生時に使用されていた3台のハードディスクのクローンディスクを使用して、RAID5の再構築を行ってみましたが、データの存在を確認することが出来ませんでした。RAID情報を確認してみると、一部のハードディスクで構成情報が一致していなかったため調整を行って再度RAID5の再構築を行ってみたところ、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。存在の確認が出来たデータの一時取得を行って、ファイルのオープン確認を行うことにしました。
復旧作業結果:DS420+からのデータ復旧に成功!
一時取得したデータに対して、エクセル、ワード、PDFのファイルよりそれぞれ20ファイルずつピックアップしてオープン確認を行ってみたのですが、選択したファイルすべて正常に開けることを確認しました。取得できたデータのリストの送付を作業完了の報告を行い、データリストの確認を行っていただきましたが、データ復旧が出来ているという判断をいただけたため、復旧作業成功とさせていただき、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より:DS420+のトラブルはデータ復旧クイックマンまで!
ディスクエラー発生時に、安易に交換を行うと筐体の内部処理的にはもともとのRAID構成から2台のハードディスクが外れ、1台が交換済の扱いになり、3台構成でのRAIDの再構築処理が始まる場合があります。そうなると、RAIDの構成情報自体が元の状態とは別の情報に書き換わるため、既存のデータが止めなくなってしまいます。そして最悪は完全フォーマットがかかり、データが取り戻せなくなってしまいます。バックアップを行っていれば、バックアップからデータを戻していただくこともできますが、バックアップがない場合は、データ復旧に頼るしかありません。ディスク交換が必要と感じてもバックアップを行ってなかった場合は、まずデータ復旧の依頼を行っていただき、安全にデータを確保できてから交換作業を行っていただくことをお勧めいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった香川県・高松のお客様にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン高松松縄受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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