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明石市データ復旧事例 – 突然接続できなくなったELECOM製NAS NSB-5A8T4BLからデータ復旧に成功（明石市製造業)

2024.05.21

メーカー：ELECOM
型番：NSB-5A8T4BL　容量：2TB×2
症状：アクセスできない
障害：重度物理障害+RAID障害
期間：約1週間

明石市データ復旧事例：お客様より　NAS内の共有フォルダに突然アクセス出来なくなった

明石市内の法人様よりデータ復旧のご相談を頂きました。事業所内でご利用のELECOM製NAS NSB-5A8T4BLにアクセス中、保存しているファイルを読み込み事がが出来なくなったそうです。NASを再起動しても状況が変わらず、困ってるとの事でした。設置設定をした社員様が退職されており、引継ぎなども覚えておられないとの事です。その方とも連絡が取れないのでどうしたらいいか分からずネット検索で当店にご連絡下さった様でした。まずは無償診断をさせて頂きたい旨をお伝えすると、当店までお越し頂ける事になりこちらの住所をご案内しお待ちする事になりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

明石市データ復旧事例：診断結果　4台のハードディスクの内2台に物理障害が発生

明石より当店にご来店下さり、早速診断を行います。NSB-5A8T4BLのスロット番号を控え、内蔵ハードディスクを番号順にデータ復旧専用機器に接続し診断を行います。1・2番スロットのハードディスクに物理的な障害は初期診断では確認できませんでした。3番スロットのハードディスクには広範囲に不良セクターが発生している事が確認できました。また、4番スロットのハードディスクはデータ領域にアクセスする事が出来ず、異音を確認しました。重度物理障害であると判断しました。3番スロットのハードディスク内をさらに確認すると、最新のデータが昨年のタイムスタンプになっている事が分かりました。NASのランプ状態をお伺いすると、普段目につかない部屋に設置している為今日まで確認は特にしていないとの事でした。恐らく、1台のハードディスクは既に止まっており、3台で動作していたと思われます。そのうちの1台に今回障害が発生した為アクセス出来なくなったと判断しました。お客様に診断結果をご案内した所、正式にご依頼を頂いたのでNSB-5A8T4BLをお預りし復旧作業に着手します。

明石市データ復旧事例：復旧作業実施　ドナーハードディスクから磁気ヘッドを移植

診断結果から4番ハードディスクの障害によりRAID崩壊したと判断しました。ハードディスクを分解し、正常動作品から磁気ヘッドを移植します。クイックマンはクリーンベンチを備えておりますので分解作業も可能です。また難易度の高い移植作業も対応可能な作業員がおりますので安心してお任せいただけます。無事磁気ヘッドの移植に成功したのでデータ領域にアクセスできるか専用機器で再診断します。データ領域にアクセスする事が出来たのでクローンディスクを作成します。ハードディスク自体修理する事を想定して作られている機器ではない為、動作するようになったと言ってもいつ壊れるか分かりません。正常動作している別のハードディスクに専用機器を使ってディスクをクローニングします。出来るだけ精度の高いクローンディスクを作る為に様々な調整を行い、結果99.99%以上の精度でクローン作製する事に成功しました。次に専用機器上で仮想RAIDを再構成し、お客様が保存していたデータを確認する事が出来ました。お客様のデータをさらに別のハードディスクに確保し、問題ないデータ化の確認を行って頂くためご来店頂く様お客様に連絡しました。

明石市データ復旧事例：復旧作業の結果　最重要フォルダ内のすべてのデータが完全復旧

再度明石からご来店頂き、確保した復旧データを確認して頂きます。総データ容量が5TB近くある為すべてをご確認頂く事は出来ませんが、必要なデータを中心に1時間ほどご覧頂きました。専用ソフトでしか読めないデータ以外をご確認頂いたのですが、画像データに6枚ほど掛けがあったのを除いて問題が無いと言う事で復旧を判断いただきました。確保したHDDをレンタルでお貸しし納品致しました。