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加古川市データ復旧事例 – 基板損傷の為、通電しない内蔵ハードディスクからデータ復旧に成功（加古川市　製造業）

2024.04.30

メーカー：DELL 製　内蔵ハードディスク：WesternDigital製
型番：OptiPlex 3080　内蔵ハードディスク：WD20SPZX　容量：2TB
症状：認識されない
障害：重度物理障害
期間：5日

加古川市データ復旧事例：お客様より　データ保存用の内蔵ハードディスクが全く認識しない

加古川市の事業者様よりデータ復旧のご相談でお電話いただきました。会社でご利用中のデスクトップパソコンの内蔵ハードディスクが突然全く認識されなくなったとの事です。製品管理台帳や製品画像などのデータを保管しているハードディスクで非常にお急ぎで必要なデータが保存されているとの事でした。今から持っていけば対応できるかとご質問頂いたので即日対応可能ですとお答え致しました。復旧までの期間や料金をお尋ね頂いたのですが、当店のホームページでご案内している定額料金と重度障害については障害によってお見積りが変わる為、先ずは診断をさせて下さいとお伝えしました。今から持ち込んで頂けるとの事でしたので、当店の情報をご案内しお越し下さるのをお待ちいたしました。

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加古川市データ復旧事例：診断結果　基板損傷を確認　重度物理障害と診断　

加古川よりお越し頂き、詳しく状況をお伺いすると、毎日のようにご利用されているPCとの事でした。工場内でご利用されているとの事もあり使用環境はPCにとってあまり良い環境ではないとのご申告を頂きました。昨日PC利用中に「バチッ」と音がしてから電源が落ちたとの事です。起動してもDドライブが認識されなくなったとの事です。PC自体は起動できるもののDドライブがPC上に全く表示されないと言う事でした。早速データ復旧専用機器で診断を行います。専用機器で診断を行いましたがデータ領域にアクセスできず、通電確認も出いない状態である事が分かりました。PCのマザーボードを確認致しましたが特に目視で分かる様な損傷は見当たりませんでした。別のハードディスクをPC接続し確認すると問題なくBIOS上でも認識できる事が分かりました。ハードディスクの基板故障による重度物理障害と判断しお客様にご案内致しました。

加古川市データ復旧事例：復旧作業実施　基板上のチップ交換を行い再度専用機器で診断

お客様に状況をご案内すると何とか復旧して欲しいとの事で正式なご依頼を頂きましたので早速作業に着手致します。ハードディスクの基板を交換する必要があります。ハードディスクは修理する事を前提に作られてはおらず、交換用部品が存在しません。なので全くの同型の構成で製品化されている正常動作するハードディスクをドナーとして用意する必要があります。ですがハードディスク本体と基板は紐づいているのでただ交換しても動作はしません。そもそも、同じ型番のハードディスクでも基板が同じではない為、同じ基板を使っているハードディスクを用意する必要があります。その上でハードディスクに紐づいたチップを交換用基板のチップと載せ替えする必要があります。当店には数多くのドナーを用意している為、同じ基板を用意する事が出来ました。そしてチップの載せ替えを行う事が出来ました。正常に動作できるか専用機器に接続し改めて診断を行います。無事動作確認は出来たものの、データ保存領域に不良セクターが発生していたので専用機器を使ってクローンディスクを作成します。出来るだけ精度の高いクローンを作製する為、磁気ヘッドの動作を調整し丁寧にクローニングを行いました。結果、99.99%以上の精度でクローン作製する事が出来ました。クローンディスクからお客様のデータを納品用媒体に確保し、データ確認を行って頂きます。

加古川市データ復旧事例：復旧作業の結果　お客様のご要望されていたデータが全て復旧

再度加古川よりお越し頂き、確保した復旧データの内容を確認頂きました。お時間を十分使って頂きデータ確認して頂きましたが、無事お客様が必要としていたデータ全てが復旧できている事が確認できました。お客様にも「助かった」っと言って頂き、お力になる事が出来てホッとしました。納品用ハードディスクは当店でご用意したものを今回はお使い頂きました。お渡しをして作業完了となりました。